へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ヒトがいない僕もいない・ピアノの森を読みました・お金がほしいけど・論文をタダで落とせるけど・遺伝子多型DB→VADE・テトラスパニンによるSecretase支配

まだまだ学校に行くで-。
と言いつつ、大分学生がいなくなったのでやる気はなくなってきました。
実験器具は使い放題なんですがねぇ。
o県は郷里に帰りやすいからみんな帰省してしまうそうです、なーるほどー。
まぁ明日ブロットの発色にまた行くのではあります。

ちらっと広告が見えたので、ピアノの森を最終巻まで読みました。
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途中からショパン・コンクールの内情説明漫画とかしていたので、どうにもついていけなかったのですけど、まとめて読んでみると、まぁすごく予想したどおりの終わり方だったんですけど、面白いマンガだったと思います。

研究費探しをしていたら、第一三共の僕のためにあるような名前の(幻想)があったりしました。
わたしPIなんだろうかってちょっと考える自覚のない私だったりもします。
流石に論文足りないかな、多分僕の師匠筋位論文出してたらいけるんじゃないかなと思いました。
Natureのメールニュースにはゴッドフリード。・ワグネル賞だか、カール・ハインツ・シュナイダー賞だかの広告
ドイツは気前がよいのう。
全くえんがねー。

論文落とせないなぁとおもって色々いじってたら、謎のサイトに飛ばされて無事に落とせちゃったりしました。
つってもそのサイトを紹介すると怒られそうなので直接リンクはやめます。どう考えてもいくない。
どうも論文を読むことにお金がかかることが知識の独占であり、発展途上国などで知識の格差を産むという趣旨で、雑誌をタダで落とせるようなデータベースを形成してしまっているそうな。
やばそうだなぁとおもったら絶賛Elsevierと訴訟中
言ってることはわかるけど、どうかなぁ、投稿するのにお金がかかる(まぁ今でもかかるんだけど)雑誌ばかりになってもサイエンスは進まないかなぁ。
じつはオープンアクセスが幅を効かせてきているから、もう彼女の理想が叶うような世界になりつつはあるのかもしれない。

VADEというデータベースを見つけてちょっと遊んでた。
学術文献より抽出した疾患、体質、薬剤応答性に関わるゲノム多型情報のデータベースです。それぞれの多型について、オッズ比やβ値、研究対象の集団、P値を収録し、また複数の独立な研究における再現性の有無を評価しています。形質や疾患、遺伝子名、SNPアレル、人類集団、国名、再現性などからの絞り込みが可能です。
だそうな。
まぁあそんでみる?
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多発性硬化症で検索します。
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こんな感じで統計グループ間で一致が見られたものというのを列挙してくれるそうな。
アルツハイマーは流石に知ってるのばっかりで面白くはなかった。

昨日お話したせるこう論文を熟読。
Abstみて思ったことがほぼあっている希少な事例。
なんかすごく一部の共局在なんですよね、生理的にこれが重要であるかはあまり示せてはいなかった気がします。
一方で、同時期にでた論文でテトラスパニン5、15がADAMに結合して、それぞれの結合が別の基質に影響するという物があって、違うグループから同様の結果が出ているあたりは、結果は正しいのかもしれない。
研究紹介するならこちらも読むかな。
NOTCH、Nカドヘリン切断→テトラスパニン15
CD44→テトラスパニン5
というかんじか、γ活性も少し噛んでそうだから割と読みにくい。
もともとγセクレターゼとテトラスパニンの結合も報告されておりますし、ラフト全盛期に出てきたような、マイクロドメインの重要性ってのがHubタンパク質テトラスパニンの種類に依って制御されている、そんな絵図がかけるのかも。
個人的にはJCBの論文よりわかりやすくて好きかな。