へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

薬剤師漫画をよむ・地獄の授業三連荘・英語の添削を楽しむ

病院薬剤師漫画とかなかなか漫画もニッチな所をせめる、面白かったので、学生に薦めよう。
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え?もう年末?
悲しいけれどそれが現実なのよね、とわかる人はわかるセリフを並べて見たくなるのだけれど
去年年末にPCが壊れてギャーと言っていたのが昨日のようだ(ちなみに、画面のひび割れに我慢して使用中。)
まぁ確実に年はとっているわけで、年末に書こうと思った奨励金の年齢制限に引っかかっていることに気づく。
ああ、心はおっさんじゃないんや(多分)、まぁそれが問題か。

ブログを書く元気もなかったのではある。
12月の初めはひどかった、奨励金の締め切り二つ、授業一週間に三コマ、地獄だったなァ。
まぁ時を戻せば、11月、高校に派遣授業しない?といわれ、最近一般的に話す修行をしようと思っていた私は二つ返事で引き受けたのである。
さて、高校授業の一週間前、PIの先生からニッコリ渡される出席表
「への先生来週からよろしく!」
そう、教養の授業があったのだ・・・
と話を盛ってしまったが、まぁその2週間前にはさすがに気付いていて、時間的にできるのかなぁと確認はした。
8:40~11:00まで教養、13時40分から高校、あ、出来るわ、これ。
ということで、高校デビュー(なんやそれ)を果たしたのであった。
まぁ授業はまだ下手だなぁって気はした。
大学でやっている授業をやって、という所で持って行ったけど、なんとなく熱意が空回りしていたように思う。
ちょっと来年にへの先生の講演を聞いて受けましたとか、妄想してしまった、赤毛のアン的な何か。
なんにせよ、90分の授業に90枚のスライドを持って行ってはいけないと思うの。

しかし、高校のきりーつ、気を付け、礼!の習慣は自分でやられると、あんまりよくない習慣だなぁと思ってしまった、これやらないと、高校の規律って守れないのかなぁ、まぁ校風あるし余計なお世話だけど。
先生なんてそんなに偉くないと思うんだよね。
授業ってのはあまり一般人が知らないようなワクワクする秘密を、仲間で共有するようにやりたい気がする、ナーこれ面白いだろーという感じ、それが理想。
つまらないことを教えているつもりはないので、ネタを振りながらケラケラ笑いながらやっている。
最近朝、登校で歩いている最中に、授業の色々なネタ、セリフ回しを考えている、楽しい。
突然現れる身振り、セリフ、怪しい登校姿である。
ちょっとやりすぎなのかもしれない、悩む、真面目とふざけの境界線は難しい。
いろんな先生がいてもいい位に思ってくれるといいけど。

学生の論文がポンポン(?)上がってきているので、英語の添削をしている。
私が英語の添削をしているとか言ったらI教授とかT教授とかが大笑いするだろうくらいの英語力なのではあるのだろうけど。
上を見てはきりが無く、下を探すは意味がない、ということで、まずできることをするしかないのである。
しかし、ヒトがある程度書いてくれているのを直す作業は結構楽。
僕があまりほしくなかった才能だが、ヒトの書いた文章の論理的齟齬、間違い等の気づき能力が高い気がする、論文レビュアーとか博士の副査とか私が成ったら結構地獄かもなぁ、毎回小姑になっている気がする。
うちの教室のPIみたいに、ガツガツ自分の道を突き進んでいくような強い論理思考の方が強く憧れる
本当にあの人はなりたかった理想の研究者像に近い、サイエンスを進めていく人はこんな人じゃないかなぁ
まぁ実践するのは難しいけど、強さは学びたい。
さて話を戻すと、どうも学生の英語は、一度英語にしてしまうと満足してしまうように思う。
そこが一苦労なので気持ちはわかるが、通りにくい英語がないのか、もっと推敲してほしいのだ。
大体よく出てくるものは
〇文章が長すぎる
 →何が主語なのかわからなくなってしまう事が多い、長くて2,3行でまとめてシュタット
〇主語はそれでいいのか?
 →受身形の方が良い場合もあるが、文章が複雑になると意味がとりにくくなる場合が多い。
  どうもまどろっこしい言い方してるなぁと思ったら主語をかえてみて欲しい。
〇時制が今一
 →もう慣れるしかないが、一般的な知識として述べるのか、実験のデータとして述べるのかが重要。
さて来年は論文がドシドシ出る年になればいいけど。