どうも想像力を巡らせすぎて、ヒトによくわからん心配をしてしまう時が多い。
必要のない相手に余計な心配をしてもしょうがないが、性分としか言いようがない。
アホなことしているなぁという実感を持ちながら、衝動に負けて、大丈夫?と声をかける日々だったりする。
要るのかなぁ、この心配
してあげたかった、ということをしているから、自己満足はあるんだろうけど。
弟子と学会に参加してきた。
まぁこう書くとめちゃくちゃ失礼なんだが、世界的な学会に出ると、世間から取り残されているんじゃないかと心配になるんだけど、地方レベルの学会に出ると、あ、まだちゃんと理屈と理想を持って研究してるんだというちょっと危ない安心感を得る。
たまには、あれね、富士山の根元部分を見るのも自分の立ち位置がわかって良いのさ。
座長をすると、フロアからの質問のありがたさを感じる(といっても天然のツッコミ上戸なので、質問内容が思いつかないということはあまりないのだが)ので、どこかのセッションに参加したら、積極的に質問をすることにしている。
ただどうにも、発表現場で原稿を読んで、自分が発表する内容をわかってないんじゃないかなぁって報告は、聞いていてもさっぱりついていかない
というか、聞く気が起こらない所があって、話し方、テンポって大事だなぁと思うのである。
ちなみに弟子の発表は事前にかなり叩いたので、うまく出来てとても満足した。
褒め称えて、骨付き肉の店になだれ込んだ
弟子がひな鳥、僕が親鳥を食べたんだけど、食べ終わった後に顔を見合わせて、俺たちもう一本食えるよなぁ?と頷きあい、お互いに鳥を替えて(とりだけにとりカエル、どっとはらい)もう一本追加した。
流石にモタれたが、後悔はない。
こんなうまい鶏肉は食べたことがない、本当に感動した。
実習がなにげに僕のステータスを削っていく。
説明で疲れ、かなりげっそり疲れ気味、ずっと喋っているとつらいわ。
まぁ一週間で終わるだけマシなのかなぁ
中枢はどうも思ったとおりにデータが出なくて困る。
もう少し厳密にデータ出せるようなプロトコルを考えて見るほうがいいのかもしれない。
人間にやらせないで、ロボット化するのが一番安定化するという悲しい事実があるのだが。
とは言っても、それなりに学生が真面目に、楽しげに実習する姿を見るのは嫌いじゃない
ここ何年かそんなに不真面目に実習を受ける姿をみていないなぁ。
そういえば、学生がタンパク質の部位の保存性をしらべたいということで、さてどうすれば効率的なのか?という研究?をした。
①欲しいタンパク質の名前と、Alignmentとうって、Googleで画像検索をかけてみるという手がある、論文で使っている図とかが拾える場合がある。
②Pubmedで作る場合、まずpubmedサイトからHomologeneで探す(下記)
今回は永遠の恋人LRRK2(もはやネタだが)を探してみよう。
Orthologsというボタンをクリック
こんな絵がでてくるので、自分の興味のある動物種に対しチェックをし、Protein alignmentを押す。
チェックした項目に対してAlignmentを作るのか、全てに対して作るのか質問してくる。
今回はチェックした項目で作ってみよう。
でかいタンパク質なので途中までだが、矢印の所をクリックすると見え方をだいぶ帰ることが出来る。
上の矢印ではFasta formatでダウンロードでき、Snapgene viewerとかでは整形した姿を見ることが可能。
まぁ実際の論文のための整形はめんどくさくてもClusalWあたり使うほうがらしくなるかもしれないが、これでもいいかなとも思った。
③もっとかんたんにはGenecardで見ることが出来る
LRRK2を検索しLRRK2サイトに飛ぶ
Orthologsをクリック
こんなサイトに飛べるはずだ、View imageで画像として取得できるがLRRK2はでかくこんな感じになる
まぁ無難にはその横のECRsとか書いてある所をクリックするのがよかろうなのだ。
赤い線が低いほど保存性が高いはず、まぁ大体の感覚が簡単にみられるのでおすすめ。