へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

マスクで商魂・料理る日々・Zoom生活・ファンは居るのよ(多分)・トミーとタペンスを思い出すついでに覆面作家・パーキンソン病発症の起点はオリゴデンドロサイトや腸内神経にあるという仮説が大規模解析からも提示された。

同業者って見てるのかな?

試薬会社日本ジェネティクスがこんなキャンペーンをやってるらしいよ。

HPにはないからちょっとSpmaじゃないかと心配だけど、まぁいつものメールアドレスだから大丈夫だろう、多分研究教育機関限定。

会員様限定・マスク100枚無償配布のお知らせ

GeneF@N会員様限定
ディスポーザブル不織布マスク無償配布
 
 
  • 配布内容:ディスポーザブル保護マスク100枚(50枚入り×2箱)
  • 対象者:GeneF@N会員様(※5月11日(月)までに会員登録を完了された方
  • 発送方法:5月25日(月)より順次、GeneF@N会員にご登録いただいているご住所・ご所属先名宛に発送させていただきます。

まぁそろそろ、マスクも行き渡りそうだけどなぁ、ドンキで、洗えるやつ200円で売ってた。

 

昨日は一日中偏頭痛に悩まされて、寝たきり生活をおくってしまった。

生活に運動がなくなり、大分画面を見るケースが増えてきて、どうも不健康ではある。

凝った料理を作ってみようと思って、回鍋肉を作ってみようと決心。

回鍋肉のもと、を買いかけたが、まてよ、あれとあれ混ぜれば回鍋肉なのかな?と考え、創作してみることに。

何混ぜたっけ、豆板醤、鶏ガラスープ、麻辣だれ、みりんあたりを混ぜ込んで(ちょっと酢をいれたっけ?)、野菜炒めをつくったら、それなりに回鍋肉らしさがでた。

まぁ王将で頼んだほうが美味しいという、ツマラン結論にはなったが。

 

今日は学生と週イチの読み会をやったりした、まぁ他人の声を聞くと少しホッとする。

延長されるとか聞くと、拷問かと思う、学生と実験したいわ。

自分のチームは連絡とっているが他のやつは大丈夫かなぁ、とおもっていたら、まぁ暗いメールが届いたりして、もうどうしたら良いものやら。

多分なんでもできると思うのは間違いだから、そっと専門家に託すんだけど、それでも他にやり方はなかったか考えないではないか。

 

授業復習の撮像も、おまけ扱いなら誰も見ないかな、と思って作ったけど、みてるからもっと作ってくれ、みたいなメールを貰って、よし頑張ろうと思うお安い自分がいる。

まぁいつも思うんだけど、扱いやすいと言われようが、簡単に嬉しくなって、よっしゃーやったるぜーて燃えられるような、単純さを持った人間でいいや、僕は。

だって嬉しいのは嬉しいでいいじゃん、人の善意しか殆ど見えないし、それはいつも輝いて見えるし。

悪意は目に見えなければ、無いのと同じことなんだよね、多分僕の授業嫌いな人もいると思うけど。

 

連載、この連載、僕が読んで面白かった小説を思い出す、になっているなぁ。

なんか胸キュン要素があったほうが良いんだろうか。

嵐が丘は本当に面白い小説だけど、まぁヤングアダルト的な気楽さはないよね。

胸キュンといえばアガサクリスティー(なのか?)でいくか。

一番面白かったのは「春にして君を離れ」かなぁ、ミステリー要素はあるんだけど、犯罪的なミステリーではない、ベクトルとしては嵐が丘の方に近さがある、気持ちのすれ違い的ななにか。

愛と思いこんでいる欺瞞を、信じ込んで生きていた女性が、異国で一人閉じ込められて、今までの生活に疑問を抱く、というようなストーリー、ラストがとても悲しかった。

なんだけど、まぁそんなドロドロしたやつばっか思い出すのももういいや。

トミーとタペンスのシリーズ「おしどり探偵」あたりはロマンス要素があってもう一回読んでみたいと思う軽さがある。

ミステリー自体は、軽くて(と言っても個々のストーリーはもうあんまり覚えていない)、うーんアガサ先生ちょっと手を抜いてません?とは思うのだけど、トミーとタペンスがだんだん近づきながら、一緒に協力する姿は微笑ましい。

なん作かあって、二人が成長して、愛を深めているんだなぁと思えて、良かったなぁとフィクションながら思った記憶がある。

まぁ物語の続編を楽しむのってそういうもんだよね。

ちょっと似た雰囲気を持つ日本のシリーズで北村薫覆面作家シリーズをあげたい。

覆面作家は二人いる

覆面作家の愛の歌

覆面作家の夢の家

まぁもちろんキャラクターの位置づけとかぜんぜん違うんだけど、二人の関係が進んでいくのがこういうシリーズ物では面白く、この頃のこの作者の作品は品が良くて読み物として面白い。

ちょっと最近、コアなファン向けにでも書いてるような小難しい知識が羅列されている小説を書くようになってしまって、残念

知識を叩き込みたいのもわかるけど、もっと物語に焦点を当ててライトに書いてほしいとおもっている、たまに新刊をかってがっかりしている。

 

たまにはサイエンスネタも書いてみるか・・・

スェーデンカロリンスカ研究所が、Nature Geneticsに様々な脳の病気において、原因となる細胞系譜を網羅的に解析する、という論文を出していた。

https://www.nature.com/articles/s41588-020-0610-9

まぁ結果として出てきたのは、

  • 腸の神経の異常
  • オリゴデンドロサイトの異常

パーキンソン病で多く見られ、それは中脳でのドパミン神経の障害に先んじているとか。

うん知ってた、とはいいたくなった

まぁ仮説は真新しいわけではないが、データーは莫大で、裏付けがちゃんと取れた、といえるのかもしれない。

アルツハイマー病では特にミクログリアの障害が注目され、パーキンソン病では腸内神経やオリゴデンドロサイトから、となる。

うーん多系統萎縮症ではαSynucleinはオリゴデンドロサイトに溜まるとおもったけど、パーキンソン病はやっぱ神経だよね?

さてオリゴデンドロサイトで形成される、髄鞘関連の話で片付くのか、もしくは他の知られていない機能が関わるのか。

ちょっと神経から離れて研究をすべき時期が来ているのかも知れない(思ったときにはもう遅かった、ってことが多いが)