へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

締切は迫りくる・オンラインは大変だ・筍はのぞみ薄・まんがパレス・メイヂ・夏の扉を思い出す・軽いお姫様を思い出す

弟子の申請書もそれなりに形になってきたけど、いかんせんだいぶ日にちが足りなくなってきた。

ちょっと自分にもてこを入れていかないと。

オンラインの課題をメール提出にしたら、割とメーラーが混然としてきて、収拾がつかない、いちおうさらっと見てはいるが、授業やるだけよりはよっぽど時間がかかる。

うーん小テストにするべきだったか。

まぁ80人かける3回分が今来ているからなぁ。

 

筍を毎年ほっていたのだけど、今年は本当にイノシシが全部持っていってしまって、どうにもならぬ、それでもかき集めた筍は従姉妹に上げて、自分で食べて、でおわった。

イノシシはかなり鼻が効く動物で、穴掘るのもうまいから、目をつけられたら終わり。

どうもイノシシのトイレになってそうな臭い暗がりとかがのこるのみであった。

 

GW、これだけ動かないのも久しぶり。

何故か神経痛がぶり返して足痛いけど、そろそろ走らないと、贅肉がやばい。

漫画とか本を読んでいたけど、最近は胸キュンとは言わないで、エモい(もう古いんじゃないかって気もするが)っていうらしい、マジか、ついていけん。

少女漫画のパレス・メイヂってのを読んでいた。

架空ながら日本皇室(明治ー大正)的設定でなかなか独特で面白い。

7巻であっさり終わってるあたりも、読み物としてはちょうどいい感じでなかなか素晴らしいと思った。

この作者の他の作品があったら読んでみようかな。

 

胸キュン(エモい)小説紹介、さて、転がっていたので、ハインラインの「夏への扉」が転がっていたので、パラパラめくって読んでいた。

タイムリープ(論理的サポート有り)ものの起源みたいな小説。

今読むと、10歳くらいの女の子にプロポーズしている主人公(30代?)に引くので、この小説が好きというのがためらわれる。

といっても非常に良くできたプロットと、もう題名(The Door Into Summer)が素晴らしいよね、尽きない青春へのあこがれ的ななにかかなぁ。

猫好きにはたまらないよね、この小説。

SFの中では古典的名作、サクッと読めるのでおすすめ。

サイエンスネタはないので思い出したもう一冊の話でも書くか。

イギリスファンタジーで有名なのは、ロード・オブ・ザ・リングトールキンだけど、もうひとり好きな古典的作家としてジョージ・マクドナルドという作家がいる。

お姫様とゴブリンの物語

カーディーとお姫様の物語

というボーイミーツガール的童話が有名、ハリポタとかと比べると、古臭さがないとは言わないが、これが書かれたのがトールキン以前で、1830年代、もう200年くらい前と考えると、ファンタジーの原型として興味深いし、実際面白い。

北風の後ろの国が有名かな、ちょっと細かいところは覚えていないけど、独特な死生観の優しい話だった記憶。

マクドナルド童話全集は図書館にあったので、夢中で読んだ時代があったなぁ。

まぁ一番好きなのは「軽いお姫様」という短編集

体重を失ってしまっているという、どこかで聞いたアニメ(もしくはライトノベル)の設定だけど、たぶん原型?なんだろう。

重さを失う、ということに対する想像、物語展開、そのあたりは今読んでも面白く読める話。

重さを失うということは、人の世からも離れてしまうということで、お姫様はかなりエキセントリック。

なので主人公がお姫様を好きになる理由というのが、受け入れられない人もいるのかもだけど、まぁ愛とか恋とか、そんな理屈じゃ測れないんじゃないかなぁ、僕はわかるきがするわ。

普通に、自分が言ったりしたことで、笑ってくれるような、簡単なことだけが大事だったりするからなぁ

重さを回復するところもかなり好きなシーンで、最後ハッピーエンドで良かったよかったってところで読めるのが良い小説ですね。