昨年からポコポコ抜けてた人事がだんだん埋まっていく。
大学の人事はちょっと謎なところがあって、誰かが定年退職で辞める、ってのがわかっていても、それから一年間は後任が決まらなかったりする。
辞める→次の年度で後任を募集→決まって入ってくる(が、時期によってはその年の後半になったりする)
まぁ非効率だよなとは思う、空きがないと募集も出来ない仕組みらしい。
いろいろな人がインタビューに来るのを傍目に見ながら、自分はどう活動するかなぁと思ったりもした。
まぁ人が出ていくのを見送ってばかりじゃ辛いから。
ということで、カエルでもなれるプロフェッサーという壁画を描いた。
まぁこういうやつが教授になれるかは、本当に謎だが、それなりにアピールしてみたいことはある。
- リーダーシップ、そして夢、それを根拠を持って話すヒトは魅力的
- 熱意のあるモチベーターであるべきだろう。うざくても良い、熱い人間でいたい。
- 世界に問う疑問の美しさは人を打つなぁと思った。本筋から離れていても、さらにそれを追い求める潔さは心をうつなぁとヒトのプレゼンを見て感じた。生涯をかけて問う疑問、キャッチコピーが持ちたいものだ。
- 業績は、自分の熱意や夢を実現できる可能性を示す指標なのだろう。数は大事だが、どんな論文を、いつ出してきたか、もかなり重要な要素であると感じた。あまり過去の業績にすがりついてはいけない。夢も、業績なしに語ると流石に絵空事に聞こえる物もあった。面白いとは思ったんだが。
- この辺は引きこもり研究者を決め込んでる自分には厳しいなぁと思ったが、大きな仕事をするにはグループがなければいけない。どんなグループ、共同実験者がいたか、国際だとなお良い、というのがとても大事。
- 希望赴任先の大学についてちゃんと調べて、そこで自分をどう活かすのか、という現実的な感覚は重要。色に染まらなくても良いのだけど、できれば自分の力がその場所で花開くんだ、そういうプレゼンができるといいだろう。
- 教育の実績、大学院や学生をどう育ててきたか。うーん薬剤師をあまり育てていない所が弱いかもしれない、いないわけでもないんだが。アピールできるところ(英語セミナーの実施や論文読み会)はあるとおもうんだが。授業は自信はまったくないけど、それでも結構頑張って特徴的な記憶に残りそうな授業形態にはしてきた、個性はアピールしてみたいなぁ。
- お金、研究資金獲得実績と今の資金。重要。研究したいなら、もう学校からお金が落ちてくる時代ではない。せめて基盤B取らないとキツそう。
- 多才、まぁ研究なら、学際的にできるところはアピールポイントになり、実務では委員会活動あたりか。ルーチンな仕事は何とかなるが、新しく制度作るとかちょっと苦手な気はする。
- ポジティブさは大事におもえる。ジョークを言えとは思わないけど、なんとなく真面目さがかって、大丈夫かなと思うケースもあった。インタビューなんてだいたい落ちて当然くらいの勢いでやっても良いんじゃないだろうか。