冬は頭痛率が上がっていけない。
夏も多いか。
目に負担がかかっているのだと思うが、最近頭痛でよく眠れない・・・
何年もやってるけど、授業のプリントは何度見ても直したくなる。
今週は糖尿病治療薬で、学生には地獄なんだろうけど、話していて楽しい分野、日本(特に武田)が強いし。
日本の製薬会社は素晴らしい貢献をしてきたのだから、学生も誇りを持ってほしいなぁと思う、気合を入れて話しをしよう。
最近創薬研究の元気のなさは感じるけど、やっぱり夢は大事。
古くからある薬物だが、メトホルミンは面白いところがたくさんある。
薬価も安いし、作用点が(AMPK)おもしろいし、抗がん作用も期待できそうなブラックボックス感がたまらない、アルツハイマー病リスクも下げるという話は合った。
予防にはなりそうだが、治験的にはあまり有望な結果が出てないか?
まぁ他の薬物でもそうだが、ADが発症してから治療するのはなかなかに難しい。
新人が研究室に入ってきた。
まぁ新陳代謝があるのが大学の研究室というものだ。
育てた子は出ていくのはやり切れない所もあるが、一から育てるのも楽しむべきなんだろう。
少しすると大分遠慮が無くなってくる所もあるが、入ってきた子は先生扱いしてくれるので新鮮。
もう先生って言われても違和感無くなってきたなぁ。
学会の委員を推薦してっていうメールが来た。
毎回思うんだが、これはどう書いたらいいものだろう?
白票で出す手もあるが、責任感は皆無だし。
でも知っている先生って、すごく少ないんだよなぁ。
横のつながりって大事だったんだなぁと年を取って思う日々ではある。
大分年も押し詰まってきたので、研究・運営資金の割り振りを考え始めた。
この時期になると、だいぶ終りが予想できるから、余裕があるモノ(あると良いんだけど優先順位が低いもの)を考える。
まぁしかし本当に欲しいものは買えぬ。
教授になるには単独で基盤Bがやっぱりほしい。
少しきつくても来年中には3本論文を出したい、やりたいことを絞らねば。
GGA3という輸送因子がAβ産生酵素であるBACE1の輸送にい大きくかかわっているんだよという論文をつらつら見ていた。
このラボはずっとGGAとAlzheimerのつながりを研究している。
うーんやっぱり一途さ、お家芸は結構大事なんだなぁとおもう。
実験技術が蓄積していくからなぁ。
どうも僕はいろいろ思いつきすぎて散漫になる傾向が強い。
さて論文的には面白いけど、まぁいつものTraffic論文を踏襲しているようなところで目新しさはあまりない。
関与がある、ってのもいいけど、やっぱりどうすれば治るのか、その道筋を提唱してみたいなぁ。