へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

久しぶりに書くことは・嫌いな論文の書き方もある・爆誕

ちょっと日記書く元気がなかった。

科研費に落ちるという、まぁ失態?で、流石に色々考えてしまった。

やりたいことが結構お金のかかることだったから、分が悪いかなぁと思いつつ、大きいのを書いてしまったが、まぁ久しぶりに世界はシビアだなとおもった。

さて、後悔しているかといえば、してるんやけど、まぁここで書かなくて3年後書くかなぁってのもあった

一度も大きいの書かずに終わるのも悲しいし。

自分の研究のピークというか限界点は見えてきた気はしたりしたけど、まぁ1週間フテ寝たら、ええいなんとかなるわ、センスなかろうがやりたいことをやるのだと思い直して、色々申請書を書き始めた。

よく考えてみると、何回も研究をぱたっと止める機会はあったけど、生き残ってるし、これも存外10年後にはネタになってるんじゃないかな。

ただ研究費ないから、自分に寄付するかなんか考えないと。

申請書は全く当たる気がしないけど、コツコツやっていこう。

 

まぁ母さんが、血走った目で昨日アメリカとの戦争が終わった、とか言い出して、何を言っても聞かなかったりするのを見ていると、現実的にはこぼれ落ちるものしかない気持ちにはなる。

なれたから、つらいってところはないけど、希望はなかなか持ちにくいな。

 

すごいメロウな気持ちで論文読み会を聞いたら、対象論文を超激批判してたわ、余裕ないのかなぁ

今をときめく論文だったけど、普通論文って起承結みたいな書き方をする

つまり、図1の結果を起点に図2でさらに確かめて、図3で締めるみたいな感じ。

だけど読んでもらった論文は、起起起起、俺たちの戦いはこれからだぜ!みたいな流れで、てんで思考を手繰れない。

ミステリーで連続殺人は起こるんだけど、なんか犯人は全部別の人みたいなオチで、てんでバラバラな材料を与えられている感じ。

最近こういう書き方はやってるのかなぁ、でもこの書き方って、風呂敷を広げすぎてたためないやり方のように思える

データで言ってることが他のデータを否定しかねなくて、さらに議論では、え?あなたの書いてることって出てきているデータで言えないよね?ってのが多くて、まぁ自分で読んだらどっかで投げてた気がする。

学生が読んでくれて助かったわ。

すごい論文なんだろうけど、ここに流れる論理は好きじゃないな。

もう少し簡単な仮説で説明できたんじゃないかなぁ。

 

そうはいっても薬剤師、爆誕、ということで、長年の懸案だった国家試験も合格したし、悪いことばかりダッタわけでもない。

 

明日からは久しぶりに学会行くから、元気だして取材していこう。