久しぶりに査読をやらないニ週間を過ごした、快適。
AnimalとかいうM社の雑誌から査読が来て、分野を考えない依頼はもう勘弁と思ってM社は軒並み断っている。
冬は査読者が少なくなるのか、Redox Biologyの論文とかが回ってくることが多いが、今年はどうだろうか。
3年生の配属が決まったが、僕が面接した子は一人も入ってこないという憂き目。
まじか、人手がほしいと叫んだのが悪かったのか。
どこかの先生の話では、傘下に入りたいと言っていた学生がいるって聞いたのに。
今担当学生1人でかつかつ、少子化どころではない。
まぁいないものはしょうがないから、コツコツやるしか無い
結構面白いデータ出てきてるけどスピード感がなかなか取れない。
自分の授業評価アンケートっていうのが回ってきたのでふーんと見る。
頑張って結構下からお願いしたけど、回収率は50%を切って、言い訳を書く羽目に
まず言いたいのは、これが良かろうが、悪かろうが、給料的な評価が変わったりしないのだ、よってアンケートを集めることはボランティアでしか無い。
上層部は性善説で語りすぎていて、アンケート取ればいいことありますよ的な運動を教員・学生両方にかけていけばいいのに、全くやらんからなぁ。
何年か前は満足度の数値が些細なポイントとして評価対象に入っていた覚えだが、最近そんなの見たこと無いし。
そういう全く得にもならない、何だったら悪評ついたら損しか無いアンケートを頑張って50%以上とれというのだから、だれがやる気になるんや。
最近の大学の教員はいくら研究費が引っ張ってこられるかで8割型評価は決まる印象。
そういうのばっかりやってください通知が来るのもどうなのかな
まぁ最近科研費が切れて肩身が狭い心が、教育への評価を求めてる気もする
運営費が少ない今、お金を引っ張ってこれるのが重みがあってもしょうがないか。
僕が上層部だったら、まぁ研究できれば教育は目を瞑るって方向にしそうではあるし。
教育関連の変化といえば、文科省の妖精的な空想の中の理想を追い求めたかのような、インタラクティブ教育?、自発性のある教育?を目指すんだという押し付け取り組みもあったりでややうんざり
形式作れば改善するかもってのはお役所的ですな。
まず勉強の中に面白さが無いと、インタラクティブも何もないやろ。
授業時間にゆとりを取って、遊び5学び5くらいで授業を組んだほうがよっぽど向学心は上がるんじゃないかと思う
ということで授業のすべての手間はボランティアな部分が多いわけで、なんだったら、学校の紙が嫌いで自費でコピー用紙買ってるから、持ち出しすらある。
まぁボランティアだから、あんまり学生人気を取る気もないし、ひたすら鍛える気持ちしか持たんところもあるかな、単位を取りたきゃ俺を倒していけ的ななにか。
まぁ、授業は嫌いになれんな、趣味だわ。
手間をちゃんとかけるとファンはできて、まぁそのファンがいるってのは趣味としては上々なんだろう。
こういうことやってほしいって意見も、参考になるのは事実。
大災害は認知症に大きく影響するみたい。
山火事と認知症リスク
https://jamanetwork.com/journals/jamaneurology/article-abstract/2827124
最近の気象変動で山火事は多くなっている。
どうもこういった大規模な火災は鎮火後も家に染み込む感じで長期的な影響を持っていくらしい。
PM2.5と呼ばれる微粒子はすでに認知症リスク要因として考えられているが、山火事由来のPM2.5はさらにえげつなくそのリスクを上げるとのこと。
世知辛いが、貧困層ほど、家の作りが粗雑で、汚染の侵入・清浄化の不足でまたぞろリスクは上がっていくとのこと。
最近窓開けるのが怖くなって、換気扇ばっかり回している。
多分マスクして日々過ごしたほうが良いのだろう。