へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

テレビも大変そう・Axonopathy擬人化・パーキンソン病の優れた動物モデル?

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世の中には面白い事考えるやつがいますな

深夜ボーッとテレビを見ていたら、全英オープン放送。
なんと強風で全日程中止
それでも放送は中止にならない
時間つなぎが何とも辛いです。
画面はずーっと宮里藍のパッティング練習。地味
全英の歴史、宮里美香の挑戦の歴史など微に入り細に入り続きますが、まだ3時間くらい放送枠あり
凄くこの後どうなるんだろうって心配になりました。
時間つなぎながら代わりの放送用意していたりするんだろうか
すぐ寝ましたが。
だってつまんないんだもん

科研費の構想を練り始めています
最後の若手申請?挑戦的萌芽もいいのかもしれないが。
若手Aってどんな人が出すのかなぁ

ずっとAxonopathy関連の論文を読んだりしました。
Axonopathy、軸索変性。多くの神経変性疾患で起こる現象です。
かんけいないっちゃないんだけど、この辺はシグナルが入り乱れてドロドロの愛憎劇?を繰り広げてて本当に面白いです。
軸索と髄鞘の関係が重要なのですが、ある日夫婦関係?にひびが入り、いがみ合う、そんなのがAxonopathy、高速道路の料金値上げしたら物流が滞って、地方都市が衰退した、そんなのもAxonopathy。
最近アポトーシス関連遺伝子がアポトーシスと独立した機能としてAxonopathyを制御している(というかAxonoの維持に関わっている)のが面白かったです。

パーキンソン病をちゃんと反映している動物モデルが出来たかもとか、どれどれ
どうでも良いけどNullizegousって単語を始めて知りました。
ホモホモっていって喜んでたけど、ちゃんとした単語があるのでした、やっはい
パーキンソン病関連遺伝子DJ1のnullizegous(早速使った)で加齢とともにジワジワとドパミン神経死んでいき、運動行動にも異常がでるらしい。
DJ1ノックアウトなんて昔からあったやろーと思ったら徹底的にBackcrossしてC57系統の遺伝系にしたらそんな感じになるらしいです。
今までの遺伝学的モデルではドパミン神経の変性くらいまでは出ていたけど、行動モデルまでですのは、まぁマレなんですかね・・・
αSynucleinという孤発性のPDで神経に蓄積凝集する蛋白質の表現型が見られないのはどっちかっていうとマイナスなんじゃないか?と思うんですがどうだろう。
なんか全部のマウスで表現型出るわけではなくて(40%くらい?)微妙な
でもそれを利用して、表現型のある、なしで遺伝子比較して、行動に関係のありそうなModifierを探したってのは面白い、かな?
その変異マウスを作って100%のペネトランス!ってとこまでやって欲しい気もしました。
DJ1のノックアウトって色々他の表現型出そうだなぁ