へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ねむれぬ・プリン・氷菓・抗体療法の乱れ打ち・ALS遺伝子はAPPの発現、プロセシングに影響しているかも

ちょっと深刻に眠れないなぁ
血圧が高いのかしら

日曜日はのんべんだらりと過ごしてしまった。
家にシーチキンと大根しかなかったが、以外にそれだけでもごちそう的な物はできた。
大根細かく刻んでシーチキンと和え、わさび、マヨネーズ、醤油を一たらし、結構いけます
まぁ本当はホタテの貝柱とか使うんだけど
小腹が空いて、近くのローソンに行ったら、外国人の3人組が出てきて、買ってきたプリンの仕分けをしていて、「It's so nice!]とか叫んでわらってた。
まぁ何が面白いのか自分でもわからなかったけど、なんか笑ってしまった。
日本のプリン見たいのはあんまり余所では無いからなぁ。
僕も買おうかな

そう言えば最近昼ご飯クリームブランで過ごしている
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100円でしっかりした味。しかし夜に偉くお腹が減る。まぁ1キロ減量

学校にコーヒーメーカーがあって使ってみたら、豆からひいたコーヒーが美味しい
そんなこんなでつい、コーヒーメーカー買ってしまったですよ。
やはり挽き立ての美味しさというのはあるなぁ。
すっかりコーヒー等になってしまいました。
まぁカフェインは多分神経保護作用有るから良いだろ

氷菓を読んだ
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アニメがやっていたのは実は知らなかったのだけど、ipadで購入できたので買ってみた。
アニメも見て見るかな
このシリーズで4巻出ているけど、一巻はそれほど感心しなかった。
どうも最近の流行の、何もやりたがらない主人公というのがあまり好きでないのと、ちょっとトリックがありきたり過ぎて拍子抜けしてしまったのだ。
続刊は読まなくても良いかなぁと
しかし週末、手入れをしなければいけない論文原稿を前にして、僕は

題名は良いよね、2巻目は「愚者のエンドロール」3巻目は「クドリュフカの順番」、4「遠回りする雛」
実際読んでみると、巻数を重ねるとこなれてくるというか、多分登場人物に感情移入する物はあるのかも。
死人とか、犯罪者は基本的に出てこない、このタイプは
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このシリーズを思い出します。
もうこのシリーズで出す気は無いのかなぁ

韓国のねつ造記事、Retraction Watchで詳細な記事になっていた。
枯れ野に火が付いたように、他の研究者の論文にも疑いは及び、いまでは25の論文が審査されているようだ
韓国だけの問題でもないからなぁ・・・
分子生物学会にデーターの正しい処理の仕方というページがあるので貼っておく
このページ・・・まぁいいや。

ぼーっとAlzforumを見ていたら、ストックホルムで行われている学会特集の記事有り
たくさんCAD306の仲間達がいる。
さらにやった物がちで、神経変性疾患にかかわるありとあらゆる物が抗体療法にかけられようとしている。
ちょっと苦笑したのがAPOE4に対する抗体を作製して、抗体療法!
まぁわからないでもないけど・・・
APOEというのは脳内でコレステロールの運搬、代謝を司り、神経の生存性や活性に大きく関わっているリポタンパク質で、一アミノ酸のValiantがアルツハイマーリスクを大きく高めてしまう事が知られている。
そのため、危険因子であるAPOE4に特異的に反応する抗体を作製して、ハイホーハイホーとアルツハイマーモデルマウス(マウスAPOEはAPOE4に変換されている)に投与したらしい。
これはAPOE4がアミロイドβの凝集性を高める等の機能を獲得したというゲインオブファンクション説に則っているようだが、結果的にアミロイド凝集はほとんど変化しないが、何故かタウのリン酸化(アルツハイマーの後期的症状)が少なくなるとか。
こういう事があると意味があるって思いたいだろうけど、どうかなぁ
またAPOE4に関してはロスオブファンクション(生理的機能を失う)も考えられており、また実は安定性が他のタイプ(E2とかE3)に比べて非常に低いことが知られている。
まぁでも世の中トライアンドエラーだから、やってみようと思うこと自体は間違って無い。面白いとはおもった

ちょっとさすがにどうかと思ったのがALSのSOD変異に対して抗体をつくって投与という実験
神経が2倍生き延びてるが、症状はあまり改善せず、生存りつも20日ばかり延びるくらい。
まぁ細胞質蛋白質だし、こんなもんだろう
べつにこの結果に関しては文句を言うつもりはないが、記事には研究者が
Nitsch said that NeurImmune plans to test NI-204A in the clinic and that it is turning the reverse translational medicine strategy to other neurodegenerative diseases, as well.
とか言ってるらしい。マウスで20日しか延長効果無い物を臨床で使うつもりなのかなぁ。

ぼーっとpubmedをみていたら、ALSの変異マウスの神経毒性がAlzheimerの病因遺伝子であるAPPが関与しているかもしれないと言う記事、Human molecular geneticsだから結構ハイジャーナル
APPの発現がSOD1の変異マウスで高くなり、またAPPのノックアウトマウスと掛け合わせると、病状の改善効果があったらしい。
ちょっと調べてみると、他のALSについてもAPPの発現、プロセシングが変化する物があるらしい。
これはひょっとすると、APPのプロセシング研究が他の疾患で使える可能性があるのかもしれない。
まぁAPPはストレスで誘導されうる蛋白質らしいので、卵なのか親鳥なのか?
うまくより分けるような実験が必要かもしれない