へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

似ている顔・少しは効いてるアルツハイマー抗体療法・FTDP-17病因遺伝子Progranulinは神経炎症反応を制御しているようだ・呼吸は脳に効く

やれやれ、これでもう少し食べれるようになったら全快。
しかしあれだけ走って痩せなかった物が、2,3日物を食べなかっただけで良くも体重減少するものよ。
ウイダーインゼリーだけでは人間痩せるばかりだね

学生実習も残すところあと少し、なんとなく終わりが見えてくると元気が出てきます。
わいわいやってたら、学生がふとこちらを見て、「先生の顔何かに似てると思ったら・・・」
とか行ってくるので、ほうほうと聞くと
「夜叉」だそうな
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心は優しいのよ。多分ね・・・金本や立浪にもにていると言われた昨今です
せめてしべりあんはすきーがよかったのう
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さて、サイエンスネタではアルツハイマー病の画期的な創薬として注目されながら,第三相で有意な改善が見られなかったイーライリリーのSolanezumab、Bostonで開催された学会では軽度のAD患者では少ないながらも認知機能に有意な改善が見られたことが報告されているようです
題名も結構ふるってる
ちょっとため息が出そうな遅さですけど、それでも着実にAD創薬は進んでいるといえるのかもしれません。
アミロイドβの凝集を発症機序とするアミロイド仮説もやはり正しいのでしょう。
しかし率直には病状が進んでしまったAD患者にアミロイド仮説に基づいた創薬が有効かについては疑問符を付けざるおえない現状です。やはりtauなのか?

ぼーっと科学雑誌ウオークをしてたら、JCIにProgranulin(PGR)ノックアウトマウスのお話が出てました
ProgranulinはFTDP17というパーキンソニズムを伴う認知症の病因遺伝子であることが知られていますが、今回PGRノックアウトマウスの解析により、神経炎症を引き起こすような神経毒(MPTP)処理による炎症反応の進行・神経細胞死が通常マウスより顕著であるようです。
ということで、どうもPGRは神経炎症を制御する蛋白質なようです。
この話題があるまで忘れてましたが、たしかPGRはリューマチの標的になるのではってぇ話があったよな、旦那
おう八ちゃん(誰だよ)これよこれ
この話でも自己免疫反応を誘発するリューマチのモデルマウスにおいて、ノックアウトマウスで関節炎が亢進すると言う話であり、今回の結果というのは一致するのかもしれまぬ
PGRはTNFRと結合するみたいなので、炎症反応のなかでTNF関連のシグナルが重要そうです。
神経変性疾患の発症機能に関与するのか?PGRの不全で凝集が進むと考えられるTDP43の代謝制御に関係するのか?興味が持たれるところです

もう手先とか、足先とかいろんな所が認知機能に影響するという論文がたくさんあるのですが、肺の健康と認知機能というのは新しいかも
これから呼吸法の研究でもしようかなぁ、こんな感じでいきます。
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アニメやってってビックリしました