へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

アタタ・同じ事を何度も書いてる気がするけど・糖尿病での脂肪関係性にNotchシグナルが関与・一粒で二度美味しい?PDK1阻害でアルツハイマー病とプリオン病両方治療できる??

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ほわたたた、ほーあちゃー
こんなので笑ってしまった、疲れてるのかな・・・すみません今日はここまでで。

まぁ書くこと無いのですけど。
そういえば自分以外のすべてを許すには、自分が夜書いたラブレターを読むといいという文書を読んで、まぁ試しに昔書いたのを読んでみました(あるのかよ)

















すべて許せたけど、自分は死ねばいいんじゃないかと思いましたそんな昔の話なにこの自爆オチ。M?

今日はちょっと余りにもDiscussionが進まないので、書いてる所を諦めて別なところを書くことに
気がついたら同じ文章3行くらいあるんだけど。全部We observedああああ
そういえばEvidenceは不可算名詞で、複数の事実をまとめる時どう使えばいいかわからなかった(These evidences indicateとか書いて先生のアタタタかい((やめい))コメントを3回くらいもらった)けど、These lines of evidenceと書けばいくつかの事象をまとめましたって感じになると本に書いてあって開眼。そして多用
ああああアイウオントアベターボキャブラ
最初野暮ったくくどく書いて、後から無駄なところを省いて行くと、なんか英語の名人になったようなカタルシスがあります僕だけ?

しっとりのNature medicineにでたNotchと脂肪肝のお話についてちょっと勉強してました。
本文あんまり読んでないのですが、お話は面白くて、普段インシュリンシグナルは血糖値が高い時、筋肉で消費させ、また肝臓では脂肪として蓄積することにより血糖値を減らそうとします。
一方で糖尿病などにかかるとインシュリンシグナルに対し耐性となってしまい、糖の分解が起こりにくくなる
しかし肝臓では脂肪を作り続けて脂肪肝になってしまう、おいまて、インシュリンシグナル耐性できるなら、脂肪もできなくなるんやないかい、ってのが矛盾でその分子機構は注目されていたとか。
そこで出てきたのが僕らのNotch(どこにでも出てくるなぁ)、糖尿病モデルの肝臓ではNotchシグナルが活発化しており、NICD(Notchが切断された細胞内部分で、核に移行するドメイン)がダカダカ出てくる。(Notchは受容体で、活性化にリガンドが必要だけど、今回の論文ではそこまでわかっていない。)
そうするとNICDが、Rbpjという転写因子を活性化、するとそこからmTORC1を中心とするという転写複合体を安定化する何かが発現し、その転写複合体がさらに脂質合成を進める酵素の発現を促すらしい。
普段はインシュリンシグナルがAKTというキナーゼによるリン酸化によるmTORCを安定化するのだけど、それをNotchシグナルが代替するような形となる。まぁそう読めた
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ちなみにNotch、糖新生も増加させるらしく、もうくるくる悪循環、糖尿病へレッツゴーで困る。
いやいや、これはおもしろい、最近実は核内受容体ウケしていて(マニアックやな)、同じような転写因子でも周りの環境で下流の反応がかなり変わるのが面白い。
ふうむ脳ではNotchとインシュリンシグナルって関連してるのかしら。結構面白いテーマだと思うけど。
若年性アルツハイマー病ではどちらかと言うとNotchシグナルは減少しているような印象はあるけど、ケースバイケースかもしれんしなぁ、孤発性ではどうか・・・

一粒でプリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病狂牛病など)とアルツハイマーが治る、そんな記事もありました。
これもNature medicineやね
ってTACEですか。
Abstにアルツハイマー病でなぜαセクレターゼ活性が下がるのかわからない-って書いてあってちょっと萎えてしまった。
いや、まぁ可能性として否定はしないけど、みんながアルファセクレターゼ活性が下がってADが起こるとはあんまり考えてないと思うのに、断言されてもなぁ。
まぁいいです、なんでもTACE活性はプリオン毒性、アミロイド毒性とリンクするようで、毒性があると下がってしまい、その病態防御的な機能が失われてしまう。
どうもその理由として、毒性によりPDK1というキナーゼが活性化し、TACE1をリン酸化することにより、Caveolin1によりTACEが細胞内に引きこまれてしまう、そうすると活性が下がるみたい、何故に?
Caveolin1はカベオラという細胞内マイクロドメイン形成に関わるのだけど、神経細胞にはカベオラは無い。
発現はしているので何らかの機能は持っているらしい。
PDK1を阻害すると、プリオン感染モデルマウスの寿命が伸び、ADモデルマウスの認知機能など改善が見られるとのことで、確かに治療ターゲットとしては面白そう。
問題はTACE、結構いろんな基質切るので副作用ありそうな気はするでおじゃる(眠い)