へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

バル カン♡だと火薬庫になる・ジョジョは古かった・Discussion苦戦・モヒカンマウスを解析してみたら?

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サンだとゴキブリが寄ってこない、バルさん♡
本気で超どうでもいいですな。
そういえばあだ名ってあんまりつけられたことないです。
え、私寂しい奴?
名前が割りと独特の響きだからかなぁ。いやそのはずだそう思おう。

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超どうでもいい、( ゚д゚)ハッ!。
いやいやいや、ネタ的にちょっと古かった。
そういえば羽生善治さん、また名人になりましたね。
43でも冴える頭のキレ、見習いたいものです。

シークスピア名言集とか読んでます。
使っても使ってもまだ時間があった少年時代に読んで以来ですが、今セリフだけパラパラめくっても結構面白いです。
大げさといえば大げさなんだけど、やはり格調がある気がします。ちょっと使ってみたくなるなぁ。
成し遂げんとした志を
ただ一回の敗北によって捨ててはいけない。

自分の半年前に書いたDiscussionが余りにも無残で悲しい。
あまり使えないので、構成を考えなおすことにしました。
大まかには自分の実験について
アルツハイマー病の現象に似ている
○おそらくある分子制御メカニズムが阻害されている
○分子阻害が起こるメカニズムとして予想されるのはこれこれである
○我々の実験結果はAD研究に~のように役立つと予想される
のように並べることにして、Resultで得られた結果を各項目に割り振ったスキーム図を書いてみました。
ここに当てはまらないもの出て来るのですがそれは枠外に箇条書きして、うまく入りそうなところにいれる。
うん、なんかかけるような気がして来ました。
むかしから作業計画だけはうまいと言われた男。

Wiley社のサイエンス・カフェなんかも覗くと、Discussionの書き方とか載っています。

モヒカンのような毛並みをしたマウスを解析してたら、自閉症のモデルとして有効だったなんて嘘みたいな話がNatureに載ってました。
どういうことじゃい、と記事を読んでいたら、どうもAutismに関連する遺伝子変異を持つマウスを探すプロジェクトで、先ほどのようにモヒカンのような毛並みを持つものを見つけた。
どうしてモヒカンになるのか解析したら、じつはお互いの毛づくろいを、やり過ぎなぐらいやってしまうマウスであった。あああ、なるほど。(アハ体験とか書いてありました、英語にもあるのか・・・)
これは自閉症の子供が同じ動作を繰り返すのと同じなのではないか、と気がつき、解析してみると、Cntnap4という遺伝子産物が少なくなっている。
Cntnap4は発生期の介在ニューロンに発現して抑制系のGABAシグナルがうまく働かなくなり、ドパミンシグナルが過剰に働いてしまうようです。
このへんは色々拮抗薬もあるので、こういった現象でAutismになる場合は治療可能なのかもしれません。
実際マウスは正常Cntnap4の働きを取り戻させることにより、Glooming表現型が減るみたい。
もしかしたら自閉症共通のメカニズムを示しているのかもしれないけど、この遺伝子の変異が自閉症にあるのか、同じようなメカニズムが他の自閉症モデルでも働いているのか、さらに解析は必要なのかもしれないです。