論文終わらせたい・・・
まぁ当たり前なんですが、ちゃんと設計図を書いてから書き始めたら、それなりに進むようになりました。
アタリマエのことをすごいことのようにいつも書いているのですが、まぁそんなたくさんのヒトが見る訳じゃなし。
別にすごい人だと思ってくれてもおけ。
まぁだれも思ってないだろうけど。
もうあまりデータ足す気もなかったんですが、こういう時にやる実験がうまく行ったりします。
うーんどうしようかな。
まぁ論文に使うにせよ使わないにせよ、多角的に自分の論理が証明されると、心理的に安定するので、なんとなく書きやすくはなります。
疲れるとたまに本郷水道公園でさまよってます。
バラ園のバラも色あせて来たものもあるんですが、まだまだなかなか見どころはあります。
いい天気だなぁとコーヒーを飲みながらボーっとしてたら、バラの周りの柵に雀どもが列を作って仲良くバラを眺めているような構図がありました。
ちゅんとなき 仲良くならぶ 子スズメの
みつめるさきに 艶やかな薔薇
まぁ歌人としての才能は諦めていますので、あまり責めないで・・・
我々の見えるように、鳥に花が見えているわけではないでしょうし。
美しいと感じる心は、人間では結構普遍だと思うのですが、動物には動物それぞれに、美しいものがあるのかもしれない、そんな事を考えるのですが、まぁ理屈っぽいですな。
泉というか沼があるんですが、何気なく底を見てみたら、うへーって文字道理唸るぐらいのおたまじゃくしが居ました。
ラフマニノフの楽譜ぐらいおったで。
とかいて、そんな楽譜見たこと無いのに気が付きました。
お、無料のが落ちてた
うんうんこんな感じこんな感じ。
あんなに狭い泉で生態系やっていけるのですかねぇ。
この前踏んだカエルはきっとここの出身ですが、大分罪悪感が薄れました。
いいんじゃね一匹くらい。
なんでそんなことが気になったか、魔が差したとしか言い様がないですが、おたまじゃくしって食べれるのかな・・・いややめましょうか。
グーグル先生はなんでも知ってますね、
四川、スパイシーおたまじゃくし
とだけ書いておきます(やめれ)。
Journal of clinical investigationにパーキンソン病のお話が載っていました。
一体どういう違いで死ぬ死なないが決まっているかわかっていなかったのですが、じつはaldehyde dehydrogenase 1 (ALDH1A1)の発現する事が、パーキンソン病のストレス(αSynucleinの凝集など)に対する耐性を制御しているようです。
モデル動物で見つかった話ですが、ヒトにおいても、ALDH1A1の発現するPopulationがあって、PDでは発現量が劇的に落ちる様です(選択的に死んだということかも)
ALDH1A1のノックアウトにより、αSynucleinを過剰発現するモデルマウスノ神経変性は進み、また、酸化ストレスなどによる薬剤誘発性パーキンソニズムも亢進するそうです。
たしかALDH2ノックアウトで運動障害とかいう話でパーキンソンに似ている。
ALDH2はアルコール分解に関わっていますが、ALDH1の方は、アルコール耐性にはあまり関係ないみたいですね。
酒飲みとPDって関係あるのかなぁって当時思った記憶があったのですが。
ALDH1ノックアウト自体は運動機能に影響ないので、やや違うけど、もしかしたら同じようなメカニズムによるのかもしれない。
うろおぼえな記憶では、遺伝子変異によるモデルマウス作成ではあんまりパーキンソン病は良いモデルが無くて、ドパミン神経がサクサク死ぬ印象ではないけど、変異マウス、ALDH1ノックアウトをかけ合わせると、強い表現型をもつマウスが作れそうです。
さて他のパーキンソン病関連遺伝子もALDH1活性に関わるのか、毒性に関わるのか、モデルを作ったら面白そうな気がしました。
WikiにはALDH1はレチノイン酸産生に関わってるとか書いてあるなぁ、神経維持機能、抗酸化作用とかかしら。