へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

いそがしさにまけた・暗殺教室とかよみました・論文作成プラットホームAuthoria・Illustratorは使いやすい・テストステロンがへるとADに・家族性AD家系発症年齢制御遺伝子

なんか家に帰ると異様に疲れてる日々、気がつけばベッドで寝ているというのが二週間。

12月になりふりゆくものは仕事なりけり、ということになります。
この年で初めて、師匠筋のありがたさをしるわけです、が、もうちょっとヌクヌク実験していたかったなぁ。
名前は言えないあんな仕事ってのが多いです、やれやれ、秘密の日記帳でも作らなきゃ。
まぁ僕は人事には向いてない気がします、通すべき筋ってものがたり無い気がする。
でもそんなことばっかり言ってもいけませんね。

論文、再度ハイジャーナルを目指して直しをちょっとずつ進めてはいましたが、すこし心が折れてきました。
全くデータ入れ替えずにそのままハイジャーナルに出して通るわけないしなあx。
けっきょく論点がシンプルでないのがあまりにも致命的で。
無駄なことはやめて、現実路線を進んでみたほうがよいのだろうか。

期限が迫ってきた奨励金の申請を半分くらい書きました、実験の事を考えていると少し楽な気持ちにはなります。
ただこのカードは有望に見えるけど、何処で切るのか、少額で切るのか、迷う日々ではあります。

書いてみたいというネタもあまりなく。
そういえばかなり気分がクサクサしたので、漫画の一気読みをしたりしました。
暗殺教室を読んで、この作者は天才やなぁと思いました。
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伏線の貼り方と回収が美味いですね。
作中一年という単位で終わりそうな所もすごい、お子様に読ませたいかというと、そこまで無邪気な話でもないけど。

オンラインでサイエンスの論文がかけるツールというのがあったので遊んでみました
うーん、もうワードで打つのにもなれてしまいましたしね。
物理系にはよさそうな機能も多いのですが、Endnote、Readcubeあたり装備していたら、そこまで必須の機能というのは感じない。
インターフェースの変換がとっつき悪い気がします。
さて月5$出したい機能があるだろうか、もうちょい試してみても良いのかもしれない。

そういえば、やむにやまれず、Illustratorを使ってFigureを書くようになりました。
つかってみると、Photoshopの何倍もFigureが作りやすいんですな、これが。
Photosopあたり使ってると、レイヤーがたくさんになるとそれそれの処理が難しくなるのですが、Illustratorは比較的ストレスがないです。

性ホルモンがでなくなると、人間認知機能も下り坂。
閉経した女性がホルモン療法を受けると、アルツハイマー病リスクが下がる、といった報告があったきがします。
女性だったらエストロゲンですが、男性ホルモンテストステロン、これも不足するとADリスクがたかまるらしい。
ニュースでは、前立腺がんの治療のため男性ホルモンを減少させるという療法があるのですが、そのことによってAD発症リスクは高まってしまうそうな。

Nature系の雑誌、精神医学の最高峰(に近い)ものにMolecular Psychologyってのがありますが、たまにアルツハイマー病の変な記事が載ります、まぁ精神といえば精神やけど。
今日は家族性アルツハイマー病家系について、発症年齢を制御する遺伝子群の解析って雉をみつけました、なかずばうたれまい、そのきじじゃない。
このさい自分がやってる遺伝子出てこないかな、とおもうわけですが、あまり馴染みのある遺伝子はなかった。
APOE のE2アレルが防御的なのは、まぁそうでしょうね、ってところではある。
家族性ADでもAPOEの機能は重要なのね、とはおもったが、E4はリスクを更に上げたりはしないみたい。
こんなのが見つかっている
GPR20, TRIM22, FCRL5, AOAH, PINLYP, IFI16, RC3H1 and DFNA5
とくにGPR20は孤発性ADのリスクにも関わりそうであった。
ほとんど解析のなされていない、オーファンGPCR、まぁみりょくてきやね