また古いネタだが。
髪をきったら今日は皆に開口一番髪切ったんですかと尋ねられるのでした。
ギリギリまできってなかったからよほどうっとおしかったのだろう。
むしろ後ろで束ねるかと思う今日このごろですが。
キャラ被ってもなぁ。
新しく下に入った学生を教えているけど、さすがになんだかんだ先生にみっちり教わるというのもプレッシャーやろなと思い始めた。
暇な子、というのはいないわけだけど、ちょいちょい先輩格のヒトに頼んで投げんといかんのだろう。
頑張って育って、グループの中核となってほしいものだ。
まぁこちらは色々間違うのを見てるとちょっと微笑ましい。
最初ってこんな感じだよね、というか私はもっとひどかった。
先輩が俺から盗めタイプの怖い(顔が)人だったからなぁ。
中枢の薬理をつらつら読んで問題を作る日々である。
癲癇の勉強は結構面白い。
ターゲットが結構つながってるし。
どうにも電気生理は理解した瞬間に忘れていってるのだけれど。
個人的には面白い論文はあったが、さてまぁ関連分野だしやめるか。
そういえばニコチン中毒がアルツハイマー病治療薬で改善できるかもしれないって話があったか。
喫煙しないし、喫煙者にポジティブではないけど、マンションの回覧板にベランダでタバコを吸うなって話があってちょっと切なくなった、家でも吸えず、外でも吸えず、まぁやめときなってことですね。
なんのはなしやっけ、そうそうこれね。
前論文があって、ガランタミンやドネペジルという中枢性アセチルコリン阻害薬の単回投与でニコチン中毒のラットがニコチンを探し求めたりする行動抑制されたので、今回は慢性投与データ、ということらしい。
コリン仮説があって、中枢でアセチルコリンを産生する神経が選択的に減っていくと考えられており、コリンエステラーゼ活性を阻害することで代謝を防ぎ、アセチルコリン濃度を上昇させることで、認知機能の低下を補填する働きがあります。
今回はそれが禁煙に効くかもしれない、ってところですか。
ざっと見結構否定論文も出てるみたいだし、なんかAD患者が禁煙できたなんて話もあまりきかない気がするなぁ。
はてADとは関係するんやろか。
γセクレターゼにより切りだされたCTDがSPAR(Spine associated Rap GTPase-activating protein)に結合し、RAP1を活性化、LIMKのリン酸化を誘導し、Coffilinをリン酸化し、シナプス、スペイン、ちがうスパイン形成に至る。
けっこうおもしろい、おもしろいけど、このへんわらしべ長者みたいやね。
ちょっとデータ微妙な所あるけど。