へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ねむいのだ・遙かなる学会の呼び声・BACE1の阻害をエンドソームに限定することでAPP特異的阻害を行うことが出来る・Presenilin機能によるオートファゴソーム制御機構の解明

家に帰って死んだように眠る日々である。
なんだろうね、春眠暁を覚えず
あまり日記を書くようなネタもなく。

そういえばあまり訊いたことのないような学会からInvitationが来ました。
I am a huge fan of your works on Alzheimer’s Disease and we are very impressed with your work entitled “論文題名”, and would be so excited if you would join us.
私始まった?と、ドキドキしながら、HPみちゃったけど、なんかようわからん学会だった。
世間知らずな私ですが、ググると、けっこう講演実績を作らせるための学会みたいなのがビジネスモデルとしてあるみたいですね。
これはシカゴだったのですが、中国の学会だと、聴衆なしなんて事もあるみたいです。
それはそれで、シカゴだし、予算ついたらネタとして行ってみても良いなぁと思ったのですが、実習とかぶるわ。

まぁそれほど遊べる余裕があるわけでもない、薬剤師国家試験も終わり、試験が回ってきたので解答ノートを作っています。
来年の問題をチョチョイのチョイと学生が解けるように教えなくては。
まぁ素直な問題が多い気はしました。
修士論文が粛々と進行しています。
二年で結構みんな大したことやるなぁと感心してみています、とくにバラエティが豊か、もしくは得意技がある研究室の発表は関心します。

出せる奨励金は全部出す、そんな意気込みでいると、某T財団が残っていることに気づくのでした。
時間あるかなぁ。

さてサイエンスネタ。
Cell reportsにいくつか心くすぐる論文があったり。
アルツハイマー病において凝集するAβ産生に関わるβセクレターゼ、BACE1というものがあり、ADの有望な創薬ターゲットとされています。
一方でβせくれたーぜはAβの前駆体であるAPPの他に、Neuregulinなどの基質切断に関わることが知られています。
今回の論文ではBACE1の阻害をEndosomeに限定すると、APPだけが選択的に切断抑制されるそうな。
なんでSterolとリンクさせるとエンドソーム得意になるんやろな、昔このグループラフトに行くって言ってなかったか。

BACE1と同様にAβ産生に関わるPresenilin、じつは酵素活性の他に機能があるのではないかと言われています。
わりとわらしべ長者みたいな結構遠い話なんですが。
さてちょいと読んでみるか