へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

Competentの強豪と競合・AD論文あれこれ~γセクレターゼと基質の結合様式・βγセクレターゼの大複合体形成・sAPPはGABAB受容体のリガンド・BACE2はやはりβセクレターゼ?

以前もCompetentを探すってネタはやったっけ?忘れた。
さて、DNAを増幅させるのにはCompetent cellというのを使って大腸菌に作らせるわけで、自作も可能なのだが、割とめんどくさいのと失活が早いので、時流は購入
昔からの流れでToyoboのCompetent quickを使っているが、最近他のCOmpetentも良く宣伝にみる、切り替えは有効であろうか、と色々調べてみた。
通常はDNAとコンピの混合し4度で5~10分Incubation
42℃で1分程度Incubation
4℃で2~3分INcubationし、SOCを入れさらに37℃で1hrくらいShake
抗生物質含有LB Plateにぬりぬり
というのがプロトコル
1時間の37℃のIncubationを必要としないQuick型を使っているのだが、結局アンピシリン以外の抗生物質ではIncubationが推奨されるので、めんどくさいので通常プロトコルを用いている。
個人的にはわざわざQuickを使うより、導入効率が良い方を買えばいいのになァと思いながら、ちょっと購入費用を惜しんで使わせてもらっているところもあった
まぁこれはよくあるまいと、自前で買える安いやつを探すというのが正直なところ。
調べてみるとー80℃で安定なのはQuick型の方なので、通常UseとしてQuiickを使うのは実は理にかなっているのであった、まぁ知らないことは世の中にたくさんある。
イメージ 1
効率の方は正確ではないかもだが、大体桁はあってるはず
さてToyoboは高いのではないかと疑っていたが、実は国内企業のなかでは良心的な価格であったことが分かった。
一方で、明らかに外資の価格破壊が起こっているようだ。
SMOBIOがTaiwan、GMBIOは中国っぽい(ただしHPが閲覧できないのでちょっと怪しげな雰囲気)
SMBIOは分子量マーカーも安かったし結構試薬メーカーの台風の目になりそうな印象。

論文を読むひまがない、というのは言い訳でしかない。
どんどん時流に押し流されて、時代遅れの事をやっているのではないか?そんな気にもなる
Scienceに
JCBには
JCI Insightからは
なんかが出ているようだ、よまねば