へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

仕事は辛いよ?・確定申告しなきゃいかんのか・統合失調症は免疫抑制で直る??・失語症にはAmyloidβが言語やにたまりやすいタイプが有る

部屋を掃除していたら、ヒトにあげようと思って買ったんだけど、なんでこんなもの買ったんだろうってあとで思って、渡せなかったシリーズがでてきてちょっとめげてしまった。
買ったのも愚かで渡せないのも愚か、ということではある、やってしまった後悔と、やらなかった後悔はどちらが重いものだろうか。
なんだかんだ何も買ってみようというヒトもいないのがやるせないことではある
まぁ見つけるたびにこんな感慨にふけっているような気もする、書くの二度目だったりせぬか。
ようようくよくよするのはやめられないものだ。

これまでの学校とは違い、自分のやった仕事が色々な評価システムにさらされるメカニズムで、色々まわってきてちょっとめげてしまう。
まぁ評価されるのがいやなら引きこもっていれば良いわけで
お金をもらってるわけだからなぁ。
もう望むらくはないけど、研究のことだけ考えていられる人生ってのが落ちてないかなぁとたま思う日々です。
そこまで仕事自体が嫌いってわけではないけど、いまだランダム性が強くて慣れませぬ。

去年異動したので、源泉徴収票が2つあることになり、はじめて確定申告をするはめになってしまった。
まぁ地域税払ってないことになってたからなぁ。
今年は意外にお金たまったわ-とか思ってたのですが、7万位ちょーんと飛んで行く事になりました。
まぁでも今はEtaxとかで勝手に計算してくれるので非常に楽だな-とは思いました。
税務署行くのがめんどくさくて、郵送で送りました。
そんなに難しい計算もなかった(入れなかったともいう)し。

花粉のせいかなんか知らないですが、最近偏頭痛がヒドイです。
午後中結構煩悶してしまった。
教え子とやっている輪読会を忘れていたんですが、重い頭をエッチラ動かしているとちょっと楽にはなってきます。
なんだかんだ、自分が読んでいないものをヒトが読んでくれると新しい発見があって良いものです。

サイエンスネタ、最近AD創薬ネタが少ない気もする、季節かもしれないけど。
そういえば統合失調症を抗体療法なんて話があったか。
効果としては免疫抑制となる。
Tocilizumabというリューマチに適応されている抗体を使用する、リューマチは自己免疫疾患の一つであり、免疫抑制が治療のキーとなる
抗体により、インターロイキン6受容体を塞ぐことにより免疫抑制を達成できるというしくみ
IL6は統合失調症患者で増加しているそうな。
まぁニュースでは認知機能の改善効果が強調されているんですが、よく読むと症例数少ないですし、改善も改善してるかな-ってところで、とどまっているわけで、べつにメディアに出たからって信用するのもイマイチなのかもしれません。
なんとなく、神経発達障害、というイメージなので、おとなになってそれほど改善があるかって所も疑問ではあります。
一方で行き過ぎた炎症は神経に影響することはありうるわけなので、考え方は面白い。
炎症で変わるステータス、というのはリストにしておくべきかもしれんな。

原発性進行性失語症患者の言語野には、アルツハイマー病の主要な病因因子とされているAmyloidβが蓄積しているらしい。
失語症はあまり勉強したことがなかったのだけれど、Wikiによれば前頭葉認知症ににた症状に進行しやすいもの、ADに進行し易いものなどのタイプに別れるようだ。
PETによるアミロイドの映像化により、失語症のタイプ分け、その後の神経変性疾患の予測に役立つのかもしれない。
同じことをこの記事でも言っておりますな。