ロマンチックとはもうトンと縁がない、というか、なんか心が動かないなぁ。
自分の事を中心に考えたり、負け癖がわるかったり、色々な残念さが年齢依存的に亢進しているような気がする。
思い返すとすごくがっかりすることが多い、もっと軽やかに生きたいものだ。
いつもしかめっ面してるけどだいじょうぶかなぁ、あの子笑わせたいなぁとか、って位しか考えなかった単純な時もあったんだと思うんだけど。
七夕といえば鷺なのか。
とにかく、なんか岡山には多い。
鳥目なんだろうが、夜だろうが昼だろうがハンターの目を忘れないやつでは有る。
夏の宵 たたずむさぎの たくましさ
池に映りし 月を食うかな
あまり恋の橋渡しをするようには見えぬ、鯉なら食いそうだが。
大体登校するのは歩きである。
最近は薬の名前を覚え直しながら歩く日々、よくもめんどくさい名前をつけるもんだ。
チモロール、ラベタロール、アテノロール、ちょっとずつターゲットが違うのである。
ただ毎日念仏のように唱えていると不思議に愛着は湧いてくる(そうか?)、知っていて答えられる、これまで出来ないことが出来る、というのはやっぱり面白いことなんだろう。
学生たちの苦悶の叫びのような語呂合わせ、意外に一度覚えた後に使っていると思い出しやすくなったりする。
プロのピン芸人カルテなど選ばない
さて何薬でしょうか
ターゲットが判れば、何に効くかはほぼ予想できる(たまに例外的にこれしか使えないとかあるのだが)のである。
さてサイエンスネタ。
ハンチントン舞踏病という病気がある。
発症機構は違うのだけれど、パーキンソン病と似た所のある、運動障害が出てくる病気となる。
これのChoreaの治療薬の治験のお話、ってニュースを読んでいたのだけれど、ふつーに韓国で治験やったんだと読んでしまったりした。KOREAしまった。
Choreaというと舞踏症状であり、しゃっくりのように手足が不随意運動してしまう。
さてお話的には、VMAT2というモノアミントランスポーターの阻害剤(Deutetrabenazine)でシナプス小胞の神経伝達物質を枯渇させることにより、ハンチントン舞踏病の症状が抑えられそう、というおなはし。
ざっと見副作用がテトラベナジンよりすくなそうかなぁ。
さて、ALSでも新仮説ってことだろうか。
Nature medicineに論文が載っておった
それがどうにもミトコンドリアにもたまってしまい、神経毒性の原因となっているんだろうな、
まぁ読んでみんとなんとも言えんわ。