へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

秋は寂しく漢詩が炸裂する・若い血液は認知機能にも影響する、あなたの血はさらさらですか

朝行きがけ腰が痛く、夜帰りがけ、膝が痛む。
やんばるくいな、じゃない、やんぬるかな、取り戻せない体の状態というものはあるのだ。

つくつくと なくなくむしの 声高さ
 せまるあきかぜ きは急くばかり
ちょっと人生のメリハリがなくなってきてしまって、時がざっくり過ぎ去っていけない。
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
思い出もなく、数年前が思い出せない、レンレンとなにかを思う方がマシというものだろうか、愚かではあるが。
最近ヒトに笑われるような浅はかな人生だったのかと、ささくれたことを思わないでもない、ため息。
感傷は、まぁ自分のためにしか無いのだ。

去年今夜待清涼
秋思詩篇獨斷腸
恩賜御衣今在此
捧持毎日拜餘香

後二日後に引用するべきだが、多分忘れるし。
人恋しく、物寂しい、まぁ秋だしな。

さて、昔の三大悪女のひとりに、若い女性の血を浴びて若さを保つ、というお話があった。
まぁ、血は栄養豊富、なわけなのだが、加齢によりその組成は微妙に変わるらしい。
そこで若い血を導入したら脳の機能は改善するのかということにはなる。
するという論文は昔から結構出ていることになる。
では加齢による認知機能の衰えについて、若いマウスとの血液交換により改善するとのことであった。
さてアルツハイマー病における認知機能について、如何、ということでJAMA Neurologyに論文があるようだ。
微妙な改善といえばそうなんだけど、興味深い。
末梢血液に防御機能があるのか、それともAgedでなにか毒性があるのか。
むしろ年寄りマウスとYoung ADモデルマウスの血液を交換したら面白いかもしれない。
さて、トマトジュースでも飲むかなぁ。