ヤフーニュースで、婚活の記事を見たりした。
諦めず出会いを探した彼に勝利が!的な話であった。
ふーんさよけ、よかったのう。
まぁよく人にも諦めるな!とか言われるんだが、どこかの時点で結婚したいという気持ちが結構抜けさってしまい、活動しろといわれると億劫。
なんだろう、ホルモンが足りないのかなぁ。
といっても知ってる人が結婚すると、ちょっと落ち込む心の狭い自分がいないではない。
そういえば弟子たちをつれて横浜中華街をウロウロしていたら、手相1000円というのがあって、なだれこみ、色々人生を占ってもらうと、もう二年ばかし仕事に集中すると風が変わるとのこと。
2年したら、結構フィフに近いアラフィフなんだけどねぇ。
ビオチン化したタンパク質を精製する、というプロトコルを動かしていたのだけれど、非特異なバンドが多く、何らかの対策を立てねばならんよね、と議論して、ストレプトアビジンの磁気ビーズを使ってみようかというお話になった。
今まで使ってた樹脂ビーズ(アガロース、またの名をセファロース、ブランド的な違いでほとんど性質は変わらないと聞く)に対し、磁気ビーズに関しては粒子径が小さくノンスペが減少し、また分離がマグネットプレートにより容易
ということで色々な会社の価格を検討
カッコ内は固着しているStreptavidin beadsを示す。
老舗はVeritusという会社のDynabeadsシリーズ
Dynabeads M-280 Streptavidin 2ml(10mg/ml):72000円 2.8 μm
650pm~700pM・mgbeads
分子遺伝学の老舗NEB
HydrophilicStreptavidin Magnetic Beads 4ml(5mg/ml):55000円 1μM
800 pmol 遊離ビオチン/mgビーズ
JSR社(コスモ・バイオ代理、Takaraも売ってるが何故か割高)
Magnosphere™ MS300/Streptavidin 2ml(10mg/ml)40000円 3 µm
400-600 pmol Biotin/mg bead
多摩川精機
Streptavidin beads 20mg 80000円 ビーズ径 180 nm±30 nm
普段遣いの
Streptavidin Sepharose High Performance が300 nmol biotin/ml 5mlで 59000円、ビーズ径 34μm
実は原始的な?セファロースのほうが結合容量は大きかったりするが、粒子径は1/10と磁気ビーズに軍配が上がる。
プルダウンしたいタンパク質、DNAがどれだけいるかが選ぶ鍵だが、大体はそこまで多くない?ので磁気ビーズを選んでもコスト的に大きく変わるわけでもなさそう。