へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ノーベルでしょうか・レビューが舞い込む・カケンヒをそろそろと・電子実験ノートのトレンド

とうとうノーベル賞ウイーク。

ドキドキして発表を見てたけど、うむ、HIF(低酸素誘導因子)のはなしか。

たしかに重要だけど、これが取るなら小胞体ストレスがとっても良いのかなと思った。

最近レビューまで書いて勉強したが、よくできたシステムだと思う。

まぁどんな話かは他の記事でも出るだろうからやめやめ、とにかく酸化ストレス学会が活発になりそうだ。

 

9月末は色々建込み、さぁ気合を入れてK研費書くぜ!っておもったら、論文レビューのお誘いが。

断ろうかなーとおもったけど、自分が属している学会誌の隣の県の先生がEditorとか断わりにくい。

手間を掛けずにサクサクっと読んだけど、マッシブに仕事をするっていうのと、僕らが納得をして読むというのは全く別物だなと思った。

すごくよく解析されているんだけど、いやいや、みんな知りたいのはそっちじゃないだろう的ななにか。

まぁ自分の実験ほどそう云う粗を見ないふりして思いついたことをやりがち。

僕の研究も結構そういう目で見られてるのかもしれない・・・

 

週末は集中して書くぞと決心してたんだけど、すこぶる頭痛が痛く、二日間悶え苦しんでいた。

体調は水モノなんだから、ギリギリに物事を進めすぎるのは良くないのである。

それでも書き始めるとそれなりに早い、一日で7割書いたから、明日3割埋めて、一週間長考する。

それなりにかけてはいるけど、他人の技術に乗っかかってるだけで、オリジナリティには欠ける、まぁオリジナリティがあったら、もっとグレードを上げるわな。

KBを目指そうかと一時思ったのだけど、どうも若手が流れてきそうで後輩いわくパリッとした論文が最近無いわたしは自信をうしなったのであった・・・

 

最近のはやりはクラウド型電子実験ノートらしい。

頭が古いと、自分で書かないと改ざんするだろって思うけど、最近は電子ノートも書き直しができないなど色々な仕様があるらしく結構な数の製薬会社が採用しているらしい。

字が汚い私としては、クラウドでノートとって、印刷して貼ってもいいかなって思う。

企業が使うようなノートは非常に高くなるが、フリーでも使える電子ノートが結構あるみたい。

BenchingというツールはDNAクローニングまで網羅していてなかなか楽しめそう。

ざっと手を出したところ、ちょっとノートとして使うには癖があるか・・・

benchling.com

使い方Figを作ろうと思ったが統合TVにあったのでそれだけ紹介する。

www.youtube.com

iPhone系の老舗としてはHivebenchというのもあるらしい。

https://www.hivebench.com/

だいたい思ったことはできそうだけど、プロトコル作るのがちょっとメンドい。

便利さというより、データの共有を目指したっぽいのはScinoteというノート。

scinote.net

クラウド色がつよく、どこでもどの端末でもデーターが読める、さらに言えばラボで巨大なノートを書いているような感覚のよう。

まぁ流石に守秘義務とかのコントロールが難しいんじゃないかなぁ。

時代はデジタルなわけだけど、日本人が記録として認めてくれるかはちょっと謎。

不正しているとか言われるのもなぁ。