へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

なりたいときに病はいない・成績は拡散していく・新しい雑誌を査読するHeliyonとReview commonsとは?

同僚がはやり病に倒れて、ほえーまた僕も熱出るのかなーと思いながら、オープンキャンパス前日を迎える。

なかなかにサボれないものである。

 

だいぶ期末試験も佳境、数年AかFかという、謎のメリハリのある成績が通例だったのだけど、今年はBが多い。

平均化を目指してはいたけど、なんか今年は詳しく教え過ぎとか、弊害があったのかもしれないなぁ。

 

科研費もそろそろ書き終わらねばならず、まぁ盆は実家の整理をしながら書き物するかなぁと思う。

Wifiレンタルしなきゃ。

査読もほぼ断っているが、Heliyonから始めて依頼がきた。

Cell pressがPLo Oneみたいな雑誌を作りたくてやってるんじゃなかったっけ。
www.sciencedirect.com

AIm and scopeを見てみると

このジャーナルは、陰性/欠損結果、漸進的な進歩、および再現研究を報告する原稿も公開しています。

ということで、ある程度意味付けがあれば出版しますよ、ということらしい。

先行論文との区別化ができていないって評を書いたけど、ちょっと不当になるのかな。

まぁ論文の意味付けは具体的に書いてくれないと困るし。

Impact factor は3.7、結構レビューも多いけど、この雑誌のレビューって読んだことないな。

他分野ではあるけど、医療系が多い様子

 

さぁもう辞めるぞと思ったら、もっと面白いのが来て、受けてしまった。

Review commons

www.reviewcommons.org

これはBiorexivの亜型みたいな存在だけど、プレプリントとして査読が入る形式。

雑誌の色がついてない段階で査読を受け、評価された結果を下に、リバイス案を提示し、連携している雑誌に売り込む形らしい。

まぁこれはありっちゃありかな。

雑誌に頼まれる査読だと、査読者も偏るんだろうし。

でもこのサイトの運営者が本当に優れた査読者を選べることに依存している気もする。

僕を選んで良いんですか?っておもったけど、面白そうだし、論文がどう売り込まれるか顛末は見てみたいと思っている。

自分で使いたいか、っていうとちょっと半信半疑かな。