最近今一眠りが浅いです。
慣れていないのかなぁ。
なんとなくまだ実験が楽しめていない気がします。
ちょっとベタな予想を立てすぎて、予定調和な実験をしすぎているのかも。
National bioscience database center (NBDC)のホームページをうろうろしていたら、生物アイコン集というページに出くわす。
ほうほうなんかかわいいアイコン有るのかな
あーいあいおさーるさーんだよー・・・・。うーんまぁ写実的ですね
レア動物には課金・・・は必要ないですな。
植物界からー1っぽんどークレメンタイン~、まいなーじゃまいか
(・・・オレンジとクレメンタインがあるんだがなんか柑橘系に思い入れでもあるんだろうか)
菌界から、~分裂酵母~
そしてとりは真正細菌超生物界から、
なんどこいつをみて絶望に駆られたことか。
まぁ面白いなぁ、データベース巡りは博物館巡りに似た楽しみがあります。
そんな遊びをしていたら日本発の文献管理ソフトを再発見
Togo Doc client
http://tdc.cb.k.u-tokyo.ac.jp/jindex.html
○日本語で操作できるのが○ですね
○PDFを読み込ませれば論文情報を読み取ってくれる(タグもつけてくれる)
○ということでPC間、携帯で情報を共有できる
○ストックした論文を解析して、お勧め論文を紹介してくれる
×やや操作に癖があり取っつきにくい
×Referenceは作れない(アップデートされたかもしれないけど・・・
ついでだからフリーの文献管理ソフトをいくつか紹介しましょう
個人的になれているMendeley
http://www.mendeley.com/
○慣れているのもあるけど、使いやすいです
○データベースをクラウドで構築可能なので共有できる
○一応referenceが作れる(はず)
×じゃっかんクラウド(500mBまでタダ)が物足りない
Nature系の論文を読む(だけなら)、非常に快適Readcube
これは過去にレビューしたことあるので特徴はこちらから
むかしフリーのRefwinというソフトを使って文献管理してましたが、さらに進化して最近Qrefとして再発進したようです
http://members3.jcom.home.ne.jp/qref/
まだ使ったこと無いのですが、Ref windoowsから考えると、Reference作製能力はかなり優れているので論文を最終的に書くことを考えて、Endnoteを買う余裕がないのならこちらでデータベースを構成することを考えても良いと思います。自分でも使って実際レビューしてみようかと思います。
もう何年もつづいたADモデルマウスの特許紛争はどうも訴訟を起こした会社が負けそうです
http://www.alzforum.org/new/detail.asp?id=3138
これはスエーデン型変異というアルツハイマー病原因遺伝子APPの変異を見つけたMullanという研究者の特許について、AIAと言う会社にその特許が帰属して、モデルマウス使用に特許使用料が支払われるべきだ、という主張からいくつかのDistributer、製薬会社を相手に訴訟が何年もつづいたものです。
この主張について、Mullanが特許取得時にAIAに所属していなかった、Hardyら共同研究者の寄与も大きいこと、などの理由からAIAの主張が退けられたとのことです。
いくつかの特許紛争の一つが片付きそうなわけですが、アナリストたちは、判例を覆すのは難しく、AIAは訴訟を取り下げるべきだと考えているようです。
よんでると特許ってタダ撮ればいい訳じゃないんだなぁと思いました。
まぁSwedish変異はアルツハイマーモデルマウス作製の中心にあるので、この主張が認められなかったのは我々にとって僥倖かな。