へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

所変われば品変わる・みをつくし料理帳おじさん応援・いろいろ読みたい論文の墓場(ハイポセシスセメトリー)

前回書いたイーライリリーのアルツハイマー病抗体療法の話
まぁ実際には臨床試験で設定した目標には届かず失敗と言うことになるんですが、結構ソースによって印象が変わるなぁと

米イーライ・リリー:認知症の進行に改善結果-治療薬試験で

まぁそう言う側面もあって、初期のアルツハイマー病患者で認知機能にある程度の改善が観察されて、じつはアミロイド仮説から創薬治療を目指した検討では始めて改善効果があり、この結果はアミロイド仮説の発症機構としての確度をあげていて、研究的には大きなニュースであるわけです。
でもこの記事みたら一般の人は治療薬が出来た!って思うから、ちょっと公平じゃぁないと思うんですよね。
なんとなく大人の世界って・・・(いい大人が言う台詞じゃないけど)とか思ってしまいました。
リリーも完全な撤退は考えていないみたいですけど、もうシビアなケースのAD治療として抗体療法、アミロイド仮説に基づく治療は単独では難しいなって思います。
まぁ最近アミロイド仮説は嘘なのよ!って叫ぶ人と戦おうとして、なんか自信を失い気味になってるのも影響しているのかも。クラゲやろうですな
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すらりん

姉貴に勧められた、みをつくし料理帳、という時代劇小説がめっぽう面白くて困ってます。
眠れない。腹が減る
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江戸時代を舞台にした女性料理人の話ですが、最初の方に若くて(たぶんはんさむな)町医者とか出てきて、あ、もう先の展開わかりました、ふーんふーんやっぱり医者が良いのね・・・
とか思ってたら、え、こいつ?ってのが今のところ本命な感じ(3巻読了)
がんばれオッサン!おれは応援しているぞ!(切実)
でもなぁ、この女性のタイプはあたしは仕事に生きるわ!とか言いそうだなぁ。
あんまりおじさんをいじめないで欲しい・・・幸せにしてあげてー(そんな女々しいタイプでもないが)
超感情移入

ということで、いろいろ気になる論文はありますがみごとにとまっております
アストロサイトとの接触が神経新生を抑制するのがNotch依存性とか(多分読まない)

レット症候群という神経の発生異常による疾患において、CDK5L1という酵素の変異がどのように神経障害を引き起こすのか(多分読む?)

ゼブラフィッシュをつかったALSの症状を制御する修飾因子のスクリーニングによりEPHA4が見つかった(ほんとかなぁ)とか

まぁその気になったら書くかなぁ、でも読むの大変そう
どんとはらい