へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

熱に浮かされたとおもって流して下さい・学生を巻き込む左折・ラクダ抗体で脳内に届くプローブ、創薬を

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すがすがしく黒い。主に腹が
けっこう夜中起きてくるとかんな感じ
焼き払え!でも可

どうも夜中に熱っぽくて眠れないという悪循環。
もう37度五分が平熱なのかもしれぬ。これが朝には下がってるからなぁ。
こどもの頃読んだマラリアぽい症状だなぁとか思いながら、まぁマラリアもっとひどいんだろう。
子供の頃読んだのはなんだったけなぁとおもって調べたらシートン動物記でした
説明を見て見よう、どんなはなしだったかな
森のなかでみんなが病気になりました。もう食べるものもありません。そこへオオヤマネコがえさを求めてやってきました。15才の少年とオオヤマネコの物語をいきいきと描く。
なんかオオヤマネコと少年の友情!とかシートンだと期待しそうですけど、ガチ戦いです。サバイバル
人間食べられそうになるなんて滅多に無いでしょうけど、まぁ普通に蛋白質ですよね。
シートン動物記、大好きでした。

実習大分山を越えて、すこしどう動けば良いのかわかり始めた気もします。
しかし実習スペースが狭いので学生の合間をぬって移動するのは大変です。
こんな感じ
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どんだけ左折怖いんだよ

なんかおもしろサイエンスネタ(ん?そう言う方向性だったけか)あったっけ
そう言えばラクダで抗体をつくると、脳内にビュンビュン移行して中枢性のくすりになるかもーって話があったか
まぁこれはおもろい話で、普通抗体というのは重鎖・軽鎖からなりさらに重合するため140K~170Kダルトンくらいの大分子量になるわけですが、大きな分子というのは通常脳血液関門を通ることが出来ないので、抗体が脳に入るのは至難です(神経変性疾患ではBBBの破綻があるためこの限りではない)
ところがラクダ属は抗体認識部位のH鎖を主要としたナノ抗体を作製できる事が知られています。
最小で13kDa位ですから10分の一であると、そしてGFAPという脳のグリア細胞が発現する蛋白質に対する抗体を作ってやって末梢投与すると脳内にすいすい移行するとのことです。
この結果は一つには脳の蛋白質レベルを生きたまま確認できるプローブが出来た事を意味しますし、うまく脳の蛋白質の機能を制御できるような抗体を作製できれば、治療にも役立つわけです。
よしベンチャー企業をつくるぞ。
候補地は鳥取砂丘当たりで、ラクダ牧場を作るですよ
月の沙漠をはるばると 抗体取りに いきました。