へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ロミオとジュリエットのミュージカルに突っ込んでしまう

昨日ミュージカルの「ロミオとジュリエット」を見に行ってきました。
風邪がひどくてやめようかと思ったのですが、予約取ってしまったし、

なんとなく一人で行くのはバツが悪いもんです。
でもミュージカル誘える友達もいないし。
カップルばっかりかと思えば結構家連れ、女性同士とかが多かった気もします。
途中でベッドシーンとかでてきたんで(おフランスな気がしました)ちょっと子供にはどうかと保守的な気になりました。
総じて僕にはシェークスピアを素直に鑑賞する美しい心が失われてしまったなぁとか思いました。
フランスものが合わないのかしら

脇役のキャラ立てをするためか、途中で唐突にティボルトの歌とか歌われます
おれはきらわれもの~でもそれはおれのせいじゃないのさ~家々のにくしみのせい~
とかお前はニートか!と突っ込みたくなってしまった。
というかティボルトのキャラ立てしてもどうするの?(確か原作でサクッと殺されたよなぁ)とか思うし

笑ってしまったのがマキューシオ(ロミオの親友だっけ)がティボルトに刺されて苦しみの歌を歌うんですが、長い長い。
いや、歌は良いんだけど、マキューシオが死んでロミオが激情に駆られて後ろからティボルトを刺し殺すと即死
ティボルト・・・あれだけキャラ立てしてジュリエットへの報われぬ思い、とか設定有るんだからもう少し断末魔の歌とか有っても良いんじゃ・・・
で、ロミオが侯爵に弁明、「信じてくれ殺すつもりじゃなかったんだ-♪」
おいおい後ろからサクッと刺していたけど。
「わたしは~家々のにくみにおどらされただけ~♪」
とかレポータが被害者感情を逆撫でしています!とか突っ込みそうな弁明が続くのでした。
ああ、僕がマスコミに毒されてるんだろうか。

ロマリオ神父がジュリエットに件の仮死の毒薬をあげる下りでは、お前が犯人だ!って突っ込みたくなったなぁ。もっと他に方法無いのか
とまぁ突っ込み所満載ですけど、歌は結構良い曲も多いです。
でも環境のせいだ~親のせいだ~って歌が結構有ってなんかちょっといたたまれない気分になりました。

最後のアンコールでは登場人物みんな出てきて、陽気に踊り出します。
観客と一体になって、なかなか楽しかったです。
座頭市って映画のタップダンスってこんな感じじゃないですかね。

そんな観劇で感激
でも風邪は大分ひどくなりました。
ある意味一人で行って良かったかも