まぁ皆さん今年もお疲れ様でした。
寝不足が深刻で、けっこう日中に悪影響です。
いまこの一年間で取ったデータを並べて、なんとかストーリーを作ろうとしているのですが、考えることがループ化していくといつの間にか、ふっと気を失っております、やばいな。
超どうでもいいんですが
Abnovaという新興抗体メーカのホームページでこんな動画をみて思わず左右に揺れてしまいました
ねたかいな
しかしAbnova、けっこう素晴らしい会社で、色々な実験のビデオが充実してます。勉強になるなぁ
BCAProtein assayは一瞬で寝そうになったけど
建設的に考えてみようとおもってマインドマップを論文の作成に使えないかと考えました
フリーのソフト結構あるし
うーん、作り方が悪いのか、あまりアイデアが湧いてくる感じでも無いです(あ、図はそのものだすとやばいのでイメージ画ね)
さて、毎日書いているとネタねーな
あらら好きな漫画だったけど、まぁずっと書く漫画でもないのかな
何かのついでに読んでみてくださいな。
久しぶりに、アン・マキャフライの歌う船シリーズが読みたくなって、本屋を探してみましたが、無い。
うむむ、マイナーになりつつあるのだろうか・・・(昔からマイナーともいう)
重病の子供が脳だけ移植されて、宇宙船になるという、なかなかサイバーな話ではある。
サクッと爽やかに書いてはあるんだけど。
アシモフももう一回読みなおしてみようかなぁ。
某雑誌のレビューをちょこっとやった。
新しいことがあればいいという趣旨の雑誌だから、すごく気楽な気持ちで読んでたんだけど、あまりにも許せないことが多くて、つい突っ込んでしまった。アメリカにいた頃から、私が読んだ論文は掲載された事がない(違う雑誌に載ったことはある)。
死神。
でもあまりにも正しくないからなぁ・・・せめてDiscussionでごまかしてくれたらゆるしたのに。
自分が出すときには、自分みたいな人間にはあたってほしくないわ。
まぁゴシップ誌だわな、納得
しかし真相(の予想)はちょっと読まなきゃ良かったなぁと思うのでした。
Natureだから大ネタですね
これは結構勉強になりました。
炎症反応というのはもちろん生体の防御機構なんですが、慢性炎症に発展すると色々悪い効果を及ぼします。
わるいサイトカインとしてInterferon betaなんてのもでて悪いことするんですが、その悪玉を産生制御するタンパク質の複合体としてInflammasomeと呼ばれる複合体が機能することが知られています
このNLRP3というタンパク質を中心にInflammasomeが形成されると、活性を持たないPro-caspase-1という酵素が集積し、自己分解により活性化されることになります。
Natureの論文では、
○Alzheimer病患者脳、モデルマウスの脳(年寄り)ではCaspase-1の活性化が亢進していること
○Caspase-1もしくはNLPR3のノックアウトにより、モデルマウスの認知機能低下に大きな改善が観察された
○アミロイドβ凝集の低下が観察された
○上記ノックアウトは酸化ストレスNOSの減少によりAβのピロ化(凝集毒性を高める修飾と言われている)を抑制した
てな感じでしょうか、Caspaseは僕が研究を始めた分子なんで思い入れがありますなぁ。
データーは綺麗だし、炎症反応とアミロイド代謝の関係をしめした論文としてかなり面白いです。
何に驚いたかって言って、Supplementary Figureが28あるのに驚いたわ。
論文紹介にはおすすめしませんなぁ
なんか似たような論文読んだことなかったかなぁとおもったけどこれかな?
これもマイクログリア活性にCaspaseが関わっていという論文、まぁCaspase3と8だけど。