むかしパンダはしろくまとくまの子供だと思ってた。
パンダゲノムの解析がNature Geneticsに載ってたなぁ。
パンダは肉食の味覚が無いんだとか言ってたけど、普通にヤギとか食べる奴らもいるらしいよ
動物ネタには弱いですが、ネズミは例外です。
やられてしまえ
しかし猫には弱い。猫には弱いのですよ
ああ、今日はBokete面白かった。
他の人生面白くなさすぎです(おっと)
頭がまた痛むので、明日は天気が悪くなるのではないでしょうか。
色々お金が足らなくなって(生活方面ではないですが)、なかなか座りが悪い心持ちでいっぱいです。
色々研究奨励金をとろうと画策していますが、僕なんかが有名なのを取ろうなんて、思い上がってるんではないか。
といっても出さんと当たらんしなぁ。
まぁ研究奨励金も結構ありますよね。
このへんとか
このへんで探せます
さてさてでももらえるのは早くても冬ですしね。それまでどう凌ぐのか・・・
推薦が大体学長指定なので、一つにつき学内一個しか出せない物が多いです。
どうなんだろうなぁ、推薦がいるのはわかるけど、優れた研究だったらいくつも同じ大学からとってもいい気がしますが、まぁ東大とか京大ばっかりになっちゃうのかな。
さてあまりScience ネタないなぁとだいぶサボってましたが、今日は多分話題のALSのiPSでモータニューロンを作って、細胞死を引き起こし、細胞が死ににくくなる薬剤ケンパウロンを見つけましたってCell stem cellの論文を読みました。
まぁ面白いっちゃ面白いんですけど、これで一流紙(IF27ですからねぇ)に載ってしまうあたり、iPSはバブリーだなぁと思ってしまいました。
固いこと言うと、スクリーニングの系はALSの細胞死モデルじゃないだろうと。
マウスから普通のSODを発現するもの、変異SODを発現するものでiPSを作ります、運動神経に分化させます、はい血清を抜いて細胞死を起こさせます、いえい、野生型と変異型同じくらい死ぬぜ・・・あれ?
変異効果ないんかい
まぁいいやってことで、ここで細胞死を抑制する化合物探します、血清抜くとそうすると、血清抜くといままで五分の4くらい死んでたのが、五分の三くらいになったので、細胞死抑制!
ん?その変化に意味があるのか・・・まだ5分の2位しんだ神経細胞の立場やいかん
まぁ別に取っ掛かりを作って化合物スクリーニングするのはいいんですよ、少しくらい遠くても効率よくスクリーニングするのは大事ですし。
でも実際マウスモデルとかでValidate位して欲しいんですよね、実際ALSの細胞死に効くか甚だ疑問だなぁ。
一応ケンパウロン、ヒト由来のALS患者iPSでやって、毒性緩和!ってのが最後のFigureなんですが、筆者たちがケンパウロンの効果が変異SODの発現抑制にあるかも!とか途中でやってるので、特異性あるのか無いのかどっちやねん・・・
まだまだiPSの論文は系を立てた作っただけで、どうも分子論が弱いものが多い気がします。
まぁアポトーシス流行ってた頃は、タンパク質がCaspaseに切れただけでScience載ってましたからね。
黎明期ってのはこんなもんかもしれませぬ。
抗体でBone marrow cellを脳神経細胞に変換って話がPNASに載るみたいです
まぁおもしろげ。
PNASってところが怖いけど(PNASに蹴られた人間の言うセリフではない)
やはりiPSって効率悪いところとか、情報不足なところもあって、このようにステムセルを介さずに神経に分化させるTransdifferentiationという考え方はまだまだ有効だと思うんですよね。
この前のPBTだっけかCellの論文は面白かった。
見つけられなかったので未読です。