へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

騙されないぞ・Kokiaのコンサート行って来ました・コリン作動性神経の分化と移植で認知症改善?

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悲しいかな、マウスの寿命は三年程度
見かけに騙されてはならない、このマウスは年増か年齢詐称である。
か、可愛くなんか無いぞ。

今日は起きたらもう12時過ぎてました。超びっくり。
サンプル回収に学校に行かなきゃならないなぁとか、のんびり考えていたら、よく考えたらコンサートにいくことにしていたんだった。
ということで、手早く実験を片付けて、その足で東急文化村オーチャードホールに行きました。
コンサートはKokiaです。あんまり自分でコンサート行こうと思うことのない僕ですが、留学している時、ずっとKokia聴いていたり、いろいろ思い入れがあります。
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最初はkokiaトークもまったりしていたんですが、最近色々大変だったみたいで、歌もそんなKOKIAの気持ちにそった選曲だったようです。喪失と再生という感じかなぁ。
とにかくライブでも非常にうまい歌い手だなぁという感想。
隣の見知らぬ女性はしょっぱなから最後まで泣いておりました。
なんかしみじみKokia頑張れという気持ちになりました、彼女に良い事たくさんあって楽しい曲を書いてくれるといいなぁ。

今日はサイエンスネタ休みにしようかと思いましたが、ちょっと面白げなニュースもありますね。
nature niotechnologyに幹細胞をコリン作動性神経の性質を持った神経細胞に分化させ、コリン星、んその星は時代遅れ、ええとコリン作動性神経の機能を失ったようなモデルマウスに移植することにより認知機能の回復が見られたとか。
アルツハイマー病ではアセチルコリン系神経の細胞死が多く起こる、その仮説に基づいたドネペジル、商品名ではアリセプトエーザイの名前を世界に知らしめた薬剤の一つで、ほぼ唯一のアルツハイマー病に使える薬でありました。というわけで効いてもおかしくない下地はある。
アルツハイマー病に移植が有効かは、正直やってみなければわかりませんが、パーキンソン病ではドパミン神経の移植は著効があったりしますし、うまくいく可能性もあるのでは。
以前は幹細胞もドパミン神経に分化させるのがやっとでしたが、最近はもっと細かく分化させることが可能になってきた見たですね。
どうもソニックヘッジホッグというタンパク質で前頭葉型神経(でいいのか?)に分化させるという方式のようです。
実際には移植するとコリン作動性神経だけでなく、GABA系神経も増えるみたいで、それは良いのかしら。

Natureに神経を守るアストロサイトって話が出てるみたいですね。
これはちゃんと読んでからなにか書こうかなぁ