へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

雨が降ったらおやすみ出来ない・低調・論文と私の旬・Gammagardアルツハイマー第三相試験失敗・パーキンソン病関連遺伝子Parkinの構造がわかった

今週はなんか辛かった。
偏頭痛が出てくると極端に能力落ちるなぁ。
大体偏頭痛が出てくると天気が悪いですね、なんども同じ事言ってる気もしますが

まぁ色々あったんですが、なんとなく自分は人生の旬をもう終えてしまったような味気ない気持ちになることが幾つか。
一見さんには楽しいお兄さんと大評判ですが、よくよくみると、綺麗に言うと夜空の星ばかり眺めて足元が見えていないのがわかってしまうのがちょっと悲しい。
歩いてると転んでしまうんだなこれが。
とはいっても論文も掲載されましたし、新しい論文も書いてますしね。
大分夜空の星も霞んで見え始めましたが、もう少しわがままに生きてみようかと思います。

ああ、キチガイじみて忙しいです。この季節は色々申請がありますのです。
論文も今月中に何とかしようと、書き始めたものの、パンチが効いていないので、また実験を組むという悪循環。
でもじっとしてるとドンドン自分の分野の論文が出てきて、にっちもさっちも行かなくなります。
論文を塩漬けにしていいことは殆ど無いです、やってる時のテーマは旬ですが、時が経つと、風向きは悪くなる一方な気がします。
にいさん、あの論文とかどうしたんでしょうね。ええ、昔兄さんが書いて?に渡したあの論文ですよ(←超危険)

ああ、ものすごく地雷踏んでるな、まぁいいよ、どうせ俺なんて出世しないし嫁さんも来ない。
誰も見ないさこんな日記

みないよねぇ

さて危ないからサイエンスネタでもふりますか。
どうでもいいんだけどPLOS ONEの論文たまに許せないのが、えらく解像度が低いFigureをのせている論文。
某アジア国の論文で多いぞ・・・200dpiといっとろーが。目が悪くなるんじゃ。
って論文をよみました。論文は割りと面白くもあり、どうでもよくもあ

衝撃的だったのは、免疫グロブリン療法、アルツハイマー治験失敗のニュースが有りましたね。
なんで聞くのかイマイチわからんところもありましたが、Phase2はいい結果だったのに残念です。
どうもアルツハイマー病は発症するとなかなか直すのが難しいというところは変わらない。
ああ、後何が残っているのかなぁ。インシュリン点鼻薬くらいかなぁ。

スプーンいっぱいのパーキンで驚きの若さに。
そんな怪しい殺し文句は言っていないと研究者に怒られそうですが、そんな論文がPNASに出たのを紹介しましたが、そんなParkinの三次元構造がわかってScienceです。逆にいままでわかってなかったんやね。
Parkin自己抑制的なストイックなガイ。ああ、ヘノヘノ劇場を始めてしまった・・・
活性化しても、謙虚なあいつは時間がたつと他の蛋白と結合して活性をよくせいするんだYo
だからいつも発現させても活性低いんだYo
チェキラ(だっけ?もういいよね・・)
だけど変異(Parkinson病由来の変異では無いみたい)があると活性化したままでいるらしいです。
Parkinの機能みるのによさそうな変異ですNe。もどらない・・・
この変異はParkinの機能を向上させて、機能性ミトコンドリアを増やすのに役立つのではとか。
まぁそうかもしれないけど、機能を向上させるってかなり難しいんだよね。
阻害は結構化合物見つかるのにね
孤発性はParkinの変異で起こるわけでは無いから、どれだけ汎用性があるかわからないかな。
まぁでもやっぱり一歩一歩が大切だからね、つい世知辛いこと言いがちだけど、構造がわかったのは素晴らしいことには違いないです

つかれた、もう泣きながら寝ます。頭痛い