へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ボストンAAIC

AAICに行ってそして帰って来ました。
さらばボストン、わが第二のふるさとよ(シカゴは?)
ボストンのロブスター好きはやや異常です
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もうどこから突っ込んだものか・
ロブスターぬいぐるみをまたかってしまった(これじゃないです)

旧研究室の同期の家に、知った顔4人で転がり込み、合宿生活という、大人になってなかなか得られない自由人生活でした。立場の違う人達と議論すると、見つかるものも多く楽しかったです。
色々美味しいものも食べ、太った気がします。
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ちなみに信じられないくらいまずいものも当然ある、それがあめりか
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辛い、舌が痛くなるくらい辛い

発表の終わったポスターの末路とかちょっと笑った
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ボストンまで来られなかったり、荷物が失われたりすることもあったようで、それぞれの研究者にそれぞれのトラブルがあるものです。
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AAICといえばかっては豪華なSocialが行われていたものですが、今回はピザ・ピザピザ、うぬぬアメリカめ
出し物は体育会系かつ耐久系なものが多くこの人達2時間くらい行進し続けてました
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とりあえず一緒に行進して来ました
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微妙な距離感が日本人っぽいですな
トランポリンをずっと続けている人もいて、この暑いのに気の毒な。
留学先の人たちとも会えました
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はっとするような分子生物学的話題はなかった気もしますが、レアな遺伝子リスクが多く報告されており、発症機構の解明に寄与するんではないかと思いました。
大きくは神経炎症系・コレステロール代謝系、エンドサイトーシス、シナプス伝達系のような括りでキャラクタライズ出来る気がします。
Unc5c(Netrin receptor)T385M(神経生存性か)
ECE1(Abeta代謝)、Capn13
PLD3(V232M) 
CD33(Inflammatory response)
Lrp1b, Lonrf3
ノートをみてこんくらいでしたが、ポスター含めるとかなり多い(どれくらい生き残るかわからんけど)

臨床は失敗話ばかりでしたが、メルクのBACE1阻害剤、α7ニコチン系、セロトニン系、圓生抑制系の薬剤ではポジティブな報告がいくつかなされているようでした。抗体療法は低調か