へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

言わなくても怒るし・パーキンソン病関連遺伝子Parkinによるマイトファジーを制御する因子がゲノムワイドスクリーニングにより明らかになった。

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うちの父親は、癇癪持ちなのを知ってか、上のようなことは言わなかったと思います。
正直といえば正直だけど、いきなり発火したからなぁ。
昔は父の怒り狂ってる所ヾ(*`Д´*)ノ"ばかり思い出しましたが、今は一緒に喋りながらゲラゲラ笑ってた事のほうが好ましく思い出します。
何を話していただろう、思い出せませんが、やっぱり人間家族と喋る時間が必要なのかなぁと思います。
ブログなんて自分でセルフツッコミしてる様でいけません。みんな速く結婚しろ。
まぁでも怒られた事はなかなか忘れられないもんですが。

帰りがけにゲリラ豪雨に遭遇してズブ濡れました。
あーあ靴までびしょ濡れ。仕方ないので洗濯機に入れて乾燥という荒業に走ってます。
アメリカ人はよくやるんですけどね。
一応タオルにくるんだんですが、洗濯槽の中をキックしているのかうるさいです。

足首の調子が今ひとつ良くないです。
やっぱり捻挫かなぁ。
まぁ部屋は片付けないといけないという教訓ですね。

サイエンスネタでパーキンソン病に関わりそうな話もありました。
パーキンソン病病因遺伝子PARKINは、細胞内をフラフラさまよっているのですが、一度ミトコンドリアに障害が起こると、ミトコンドリアに局在し、ミトコンドリアをオートファジー経路で消化するマイトファジーという現象を進行させると考えられています。
同様にパーキンソン病病因遺伝子であるPINK1もPARKINと同じ経路に乗っている事が報告されており、このマイトファジー系というのはパーキンソン病の発症に関与すると考えられます。
そもそも神経系は非常に長い構造をもっており、細胞質部分とシナプスが遠くはなれていることも多く、ミトコンドリアの機能制御は他の組織に比べ重要であると考えられています。
こんかいこのParkinがミトコンドリアに局在することを制御する遺伝子をRNAiにより網羅的に解析し、TOMM7、HSPAl1L,BAG4、SIAH4など同定されたようです。
データーは綺麗でなかなか面白そうな論文です。
まぁアラを探せば、神経細胞のデータはないので、パーキンソン病と係るのか謎ですが、かれらもどちらかと言えばマイトファジーを制御する遺伝子を見つけたかった感じだし。
もう少し分子論なにかやって欲しいと思いましたが、まぁそれでもNature級かな。
博論の時、君が偉いんでなくて、君のやった遺伝子を見つけた人が偉いんだ!
とか言われましたが、まぁ今思えばまさに至言。
研究者として生きるからには、やはりスクリーニング、そして遺伝子見つけてウフフ、というのは本懐だと思います。
?あれやらなかったっけ・・・・まぁいいや論文になってないし。