へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

坂角がいっぱい・びっくりしたニュース・4コマでHumorの生まれる仕組み解く・PD抗体療法の展望・NotchNotchああNotch(どうした)

お前は(昨日から)今まで食った坂角のエビセンの枚数を覚えているのか
超出落ちなんですけど、しるかって感じですね、昨日からやめられない止まらない。
幸せ

昼に衝撃的なニュースを見ました。
ヒトが自分から死ぬというのは実に痛ましいことです。
マスコミや世間が責めすぎた、という側面はやはりあるとは思うのですが、優秀な人だから追求されるべきではなかったか?というのも違う気はします。
早いうちに決着を着けられていれば、また展開は違ったのではないだろうか。
個人的には、抗精神病薬を新規に服用した場合は、仕事を続けたり、運転したりしてはいけないんじゃないかなぁと思っています。休んだほうが良いんじゃないかなぁ。
まぁそれもままならなかったのでしょうけど。

幸せに生きるためには、あんまりキレ過ぎてもいけないのかなぁ。
凡庸で良かったのかもしれない。
ああ、でも一瞬くらい誰よりもキレッキレに頭が良くなってみたかったなぁ。

Scientific reportsの新着をみてたら、4コマ漫画を読んでオチのHumorを理解する場合の脳の活動をMRIで解析してました。
4コマ漫画、英語で訳すと4-frameーMangaだそうな。
まぁ僕知ってる人は大分耳タコで、おじいちゃん、また同じお話しているわ・・・とか言われているんだろうな、というお話・・・やめようかな・・・
まぁいいや、アメリカで本屋に入ったら、Comicという本棚があって、いわゆるアメコミがあるんですが、その横にMangaという本棚もあって、日本の漫画が売られています。
Mangaは世界の単語になりつつある。
NarutoとかKimi ni Todoke、とかあります。
ちなみに、USA AmazonではKimi ni todoke、大絶賛です、まぁ前半は面白いけど、最近蛇足過ぎて読むのやめたわ。
さて、著者は日本人だし、誰の4コマだろうと思いましたが、やはり定番
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まぁ国民的といってもいいのかな。これで、世界的に有名・・・とはなかなかイカンやろか。
起承転結みたいに4つの流れの理解の中で、どのように脳の活性化領域が変遷していくかの解析により、Humorの理解を段階的に解析出来る、のようなAbstの内容でした。
専門じゃないので、このへんで勘弁。
人間がどのようなものを可愛い、と思うのか、萌について研究しても面白そうな気がします。

アルツハイマー病では、アミロイドβが脳に蓄積して病気が起こると考えられており、アミロイドβを取り除く抗体を投与することにより、動物モデルでは治療効果が確認され、ワクチン療法の機運が高まった時代がありました。一方で、臨床試験では凝集アミロイドはある程度除去されるものの、浮腫などの副作用や、認知機能の改善効果が得られなかったとして、中止に行ったったり、難航したりで、理論通りにはなかなかうまく生きません。
あまり注目していなかったんですが、パーキンソン病で蓄積するαSynucleinの抗体を投与する療法のほうは少し動きがあったみたいです。
この抗体療法については、もう一つ、認知症の原因となるtauの抗体療法とともにやや懐疑的でした。
アミロイドβが細胞外に出ているのに対して、αSynuclein、tauは細胞内で凝集することが知られているからです。
一方で最近のトピックは、凝集体の子供が、神経活性による伝達系を利用して、細胞ネットワークの中を旅して、ネットワークを荒らしていく、伝播(プリオンが有名)が、アルファSynucleinや、tauでも起こっていることです。
もし抗体がかなり著効を示すのであれば、伝播の病態への役割を間接的に示すのかもしれません。
細胞内にまで抗体が入っていく可能性もあるけど。

Methods in molecular biologyというプロトコール雑誌があるんですが、ショウジョウバエ細胞をつかったNotchシグナル解析という特集があって、ぼーっとタイトルだけ見てました。
vivoをやるのでなければ、もう最近はショウジョウバエ細胞を使うメリットもないのかもしれないけど。
もう三年前みてたら色々やれることもあったかもしれぬ。
膜タンパク質のシグナルが小胞輸送で制御される、という論文は非常に多いです。
特異的な輸送形式があるのか、Bulk flowの影響もあるのか興味は尽きないけど、過剰発現系で解析する限り見えてこないものはあるんだろうな。