へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

帽子をかぶるとあら不思議・勉強の予定はいつも予定だ・CAS9で実験だ・mTORC1とハンチントン舞踏病

学校には誰もいない、当たり前か。
うまくいくとポンポン進むDNAワーク。
作りたいものはだいたい作ったので、二週間であたりを取ってみる、ためにCOS-7細胞をまく。
休めん。
それでも休日らしいことをしてみたくなり、最近お気に入りの銀座のメンズ阪急に行ってみた。
最近物欲がなくなってきた気がするけど、いけばなんだかんだ欲しいものがある。
だいたい自分がカッコイイなぁって思うものを着ても似合わない悲しさ。
帽子を買ってみました。
帽子はなんとなく似合う気がするけど、どことなくマフィア系な香りを漂わせるのであった。
俺ってテリー伊藤に似てる気がする・・・
ついでに前から欲しかった赤革の靴を買ってみました。
一年前はスニーカー一本槍だったんですが、贅沢になったものです。
映画も見ようかと思ったのですが、今ひとつピンとくる映画も無く、本屋めぐりをしました。
もっと薬理学の授業が増える可能性があるので、とっつきやすい参考書がないか探したら、図解入りの本が沢山並んでいました。
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パラパラっとめくって、ああ見やすいな、と思ったので購入しました
購入してから気づきましたが、知ってる先生の著作、僕もいつか参考書を書いたりするのかなぁ。

始めて小石川の川国誌という中華料理屋にいってみました。
麻婆豆腐がおすすめらしく食べてみましたが、某辛い物好きI先生も満足するくらいにじゃんじゃん辛い。
まぁ先生の行動範囲内には入ってないけど。

等々Cas9/CRISPRのベクター(PX330系を手に入れたので、取り敢えず設計しました。
最初なのでターゲットは次のことに留意して作ります
①ゲノム構造が比較的簡単で、短い遺伝子であること
②遺伝子を欠失させただけでも、ある程度論文になりえて、活性が測定できそうなもの
③ターゲット配列にノックインさせたい変異が存在すること。

ターゲットは流石に言えないけど、こんな本を参考に用意します
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前紹介したかなぁ、すごくいい本ですよ。
ターゲットをCHOPCHOPで選んで、Forward: cacc-target sequence、Reverse :aaac-Reverse complement target sequence のプライマーを注文。Home画面で増幅する配列の長さも
BbsIという制限酵素サイトで入れるのですが、どうも活性が失われやすいらしく、イソシジマー?であるBpiIを購入しました。
CHOPCHOPで検索すると、確認用のプライマーも検索できるのでそれも注文して大体おしまい。
変異確認は自分でもできそうな気がしますがTakaraLifetechnologiesからKitが出てるので、最初はその系に載せてもいいかなぁと思います。

もうmTORといっておけば大体なんでも解決するなぁ
って気もするけど、間違いなくヒトの生理機能への関わりの深さを示すみたいですね。
Science signalingにハンチントン舞踏病とmTORC1シグナルのお話が載っていました。
うちの学校じゃ読めない・・・
Abstだけ読んだ所、ハンチントン舞踏病の原因遺伝子Httを欠損させるとmTORC1シグナルが低下。
一方で過剰発現、変異Poly-Qを発現させるとmTORC1活性が亢進します。
mTORC1の抑制因子を阻害すると、モデルマウスの症状がひどくなるみたいです。
さて、データは見ていないですが、悪いものに悪いものをぶつけてよりひどくなったみたいなVivoの結果です。
でもモルキュラーにはmTORC1制御因子とHttの結合が示されるなど、面白そうな結果が出ているみたいです。