へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

カッコイイことは心のなかで言う・予想通りの悲しさ・アニメを作るアニメを作るアニメちょっと多い・脳特異的なmTORの変異により難治性癲癇が起こる?・イギリスの地方による気質の違い

きょうのヘノヘノの一言
「人の悪いところを真似するんじゃなくて、いいところを真似しなさい!」
おおカッコイイ。
こう説教してやればよかったなぁと帰り道妄想して歩いていたのでした。
想像上はわりと熱血先生です。
金八先生で思い出すのはむしろ、中島みゆきの「世情」だけど
まぁそう都合よくポンポン都合のいい言葉が出て来るもんでもないですよね。

自分の事ヘノヘノとか行ってるのが割りと寒い気も最近してるんですが、大丈夫ですかね、私(しらんわ)

まぁダメだろうなぁと予測していたことがダメであった、我軍の兵站は拡張しつつあり、しかし補給は来ないのである。
まぁいいや、一点突破でなにか重視してるのは私の戦線ではないという事であったとしても、文句言う筋合いでないことは確かである。
というか結構他の資材を優遇してもらってたわ。反省。
まぁいつまでたっても投稿間近という雰囲気が出てこない焦燥はある、そこに全力だそうよって気はするんだが。
終わってから、初期実験やっても遅くないと思うけど。というか両立できるし。
とはいえ、大分お墨付きはもらって懸案事項も片付いてきたので、自分が動ける所はさっさと片付けていこうとおもっております。

シロバコというアニメ制作現場のアニメ、というのをぼーっと見ていたら、結構名作だった。
まじめに感動してしまった。
かなり面白い、でも彼らあんなに頑張ってるのに薄給なんだろうなぁ。
自分の好きなことを職業にできるってのは幸せなことではあるけど。
今はいいけど、アイデア尽きて、新しいと思う実験ができなくなったら、がっかりしちゃうだろうなぁ。
そんなドロップアウトも結構あるのかもしれない。

たまには難しい物でも読もうと思って、モンテ・クリスト伯に手を伸ばしたけど、なかなか進まない。
あれを読みきって、さいごの、待て、しかして希望せよ!って所までいければ、圧倒的なカタルシスにひたれるんですけどねぇ。
読み物として100年、200年たっても面白いってのはすごいですよね。

さささ、サイエンスアワー、わーわー♪。
だれか作曲してくれ。
さてなんかネタあったか。
ないな、お休み

















というのもなんなので、難治性癲癇患者の一部(77例中16%あれ?)において、なんと脳組織特異的にmTORというタンパク質の変異が起こっており、それが原因ではないか、という論文がNature medicineに出ているみたいです
おもしろいけど、なんか感覚的に脳以外で変異が起こってるってならわかるけど、細胞分裂盛んじゃない脳で変異があるってのは違和感ありではある。
こういう難治性の転換の場合、外科的に脳の部分切除を行う治療が取られるらしく、そのため、脳の生検と血漿のサンプルを比較することが可能であったとのこと。
変異があったタンパク質は結構大物mTORであった。
これはラパマイシンという、どんな病気もこれで治る!と言いたげなくらいよく出て来る薬剤のターゲットタンパク質で、mTOR経路の阻害活性がある。
実際に脳特異的な変異をもったmTORをマウス脳内に発現させると癲癇を起こし、その効果はラパマイシンによって抑制されたとのことで、もし今回の報告が本当であったら、この経路は難治性癲癇のターゲットとなるのかもしれない。
いえではダウンロード出来ないのでデータをさらっと見ただけだけど、上記の理由でこんなこと起こるのがなんとなくしっくり来ない。
いったいどういう時期に脳に遺伝子変異が入ったと考えるのか、ガンじゃないんだから。
仮にグリアにたまたま変異が入ってそれが増殖したとしても、そんなプリベイリングになるだろうか
正直頭が硬くて信じがたいのだけど、どうやろね。
こんなことが起こるんだったら、他の病気も総ざらいで確認する必要がありそうです。

わらった研究ですが、イギリスの各地方でどの位人々の性格が違うのか、って論文がPLOS ONEにでてました。
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えらくはっきりと色分けされております。
中央部だけじゃん、安定して幸せな気持ちをもってるの。
あんな狭い国だけど、実はたくさんの国が併合されて出来た国、イギリス。
キタとミナミのちょっとウツっぽい気性は、そんな歴史を反映しているのだろうか、天気のせいかもしれんが。
その辺の歴史は結構面白くて、このをお勧めしておきます。
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ドロドロした裏切りに裏切りを重ねた、なかなか面白い本です、ウイリアム・ウオレスとか出てきます。たしか。
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大阪人と、東京人で気質が違うって言われれば、ああ、そうだなぁと思うので、まぁただしかろう。