へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

自炊ックス・冥王様にワクワク・大きい器では何もすくえないそんな研究・研究ファンディングと企業とのコラボ・葬儀屋とALS・ミトコンドリアと神経疾患CST type2の病因遺伝子SLC25A46

自炊二日目である、はやレパートリーも尽きた(早い)
まぁそんなこと言ってもいられないので、昨日残っていた青唐辛子を炒めて焼きびたしを作ってみた。
思ったより美味しく出来たし、簡単なのでこれは定番にしても良いかもしれない。
続けるコツはとにかく洗い物をしっかりすることだなぁと思った。
台所に積んじゃうととたんにやる気なくなるからなぁ。
ミルミル(チルチル?)体重増えるかと思ったが、そんなでもない。
朝昼はわりと粗食だからのう。

遠くにも世界はあり、冥王星にも景色あり。
ということで、もう冥王星は惑星じゃないにせよ、ニューハライズンズが再接近を達成したみたいです。
すごくワクワクします、タコが手を降ってないかな。

研究費申請の直しをしている。そう、なにが悪いというわけでもない、これ出来たら楽しそうねとは思う。
そこはかとなく漂う危うさは、何でも私やりますよ的な、広く浅く拾っていこうという間合いかもしれない。
これは私しか出来ない、新しい知見を広げていく、そんなウリと迫力にいまいち欠ける。
まぁそんなネタがあったら、とっくに色々どうかなってそうには思うが。
とにかく解析するために解析系を立ち上げ解析する予定である、といった文章のウザさったらない。
文章的に繰り返してフレーズを使う悪い癖があるみたいだ。

初期的な実験をするにもお金がかかる、悩みどころではある。
面白い研究ならAcademistあたりで資金を募るってのもあるが、病気の研究ってのは罹患しているヒトしか興味が無い現実。
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1000円でちょっとしたパトロン気分を得るなら、俺だってアリの研究に投資するわ、研究過程見てると面白そうだもの。
カレーでアルツハイマーが治るとか言ったらココイチあたり支援してくれんだろうか。
カルピスでもいいのだが。

支援といえば大日本住友製薬も産学連携的な研究支援を行うみたいだ。
こういうのを見ると、製薬会社がどの方向に注力しているのかってのが見えてくる、ようなそうでないような。
なかなか体力のある募集要項やなとはちょっと思った。
残念がら応募できるようなネタがなかった、まぁ精神疾患の方はアイデア無いじゃないけど、少分子化合物でスクリーニングするプロジェクトがあるかというとなんとも。
薬を作りたいという思いと企業との共同研究ってのはいい関係にはあると思う、問題なのはそこに注力した研究者たちがきちんと身を立てられる成果を得られるかかなぁ。
やはり縛りがあって成果を発表できない等あると、アカデミック、特に学生的にはにっちもさっちもいかなくなちゃう。
企業の研究支援コンペの走りはシオノギだった気がする。
シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)というのを結構昔からやっていた。
世界中から募集できるような制度になっておるみたいですな。
まぁこの募集要項等見ると、別に大日本住友が特別というわけでもなさそうやな。
せっかくお金出すのだからイノベーティブなことやってや、という極めてまっとうな展開。
アステラスa-cube
武田Cockpit
くらいが有名ドコロかなぁ、まぁやはり企業が知りたいテーマだから、なかなかマッチングしないけど、創薬に近い所にたってみたいものだ。
今年は春がゴタゴタして何も出せなかったから、出せるものを頑張って出しとかないとね。
久々にコラボリーに足を伸ばすと(手かな?)色々出せそうなものもふえてました。
東レ科学技術研究助成なんかアコガレました、三千マーン。
まぁ学会の推薦(一学会から2人まで)が必要というなんだか恐ろしく高い山を登らねばならんですが
だ、出すネタがないだけだから(T_T)。
と入っても勝負も出来ないのでは話にならない、少しずつネタとして戦える話題をストックせねば。

さ、さいえんすららら。
ていうか結構サイエンスネタしてたよね、もう寝るわ。

さて、ある職業をしているとなりやすい病気なんてのがあったりするわけですが、葬儀屋のヒトがなりやすい病気なんかもあるかもしれないとか。なかなか救われぬはなしやね。
それもALSらしい。
といっても埋葬法も国によって違い、どうも欧米では、死体を埋葬までの保存のためホルムアルデヒドを多用してしまうことが原因かもしれないとのこと。
日本ではそこまでやっていなかった、かな。
まぁもう一つALSになりやすい職業がある、、、それは研究者だ
って言われないように、皆さんしっかり手袋をしましょう、まぁ当たり前ですが。。
ちなみに死体保存をEmbalming、死体保存処理者をEmbalmerと呼ぶそうな。なんかそんな漫画あったっけか。
しかし外的な毒性が何処から浸潤するかで、かかる脳の病気も変わるのかもしれない。
抹消だったらALS、腸管からだったらParkionson、そんな違いだろうか。
モデル系の構築に使えんだろうか

目の神経変性疾患の病因遺伝子がわかったとか、視神経萎縮・シャルコーマリートゥース病二型
わかった遺伝子はSLC25A46、なんか小惑星みたいな名前やね。Nature genetics
ミトコンドリアにあるトランスポータっぽいです。
ほかのSLCファミリーと異なり、ミトコンドリアの外膜に存在するとか、まぁ良うわからんけど。
同様の疾患症状で同じようにミトコンドリアに存在するOPA1やMFN2もわかっておりました、ミトコンドリア神経細胞維持機能についての手がかりになっていくのかもしれません。
ようみればKIF1Bもこの病気の原因なのね、
大家廣川研で、ミトコンドリア輸送に関わることが報告されているし、この辺のミトコンドリア輸送やダイナミクスがうまくぱちぱちとブロックのようにはまっていくのかもしれない。