へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

目が目がー(棒)・引退か・APOE4はウツも引き起こす?・ALSとゲル状構造・抗癌剤とパーキンソン病治療

姉貴に教えてもらったネタ月影先生あんたなにやってるんですか。
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桜小路優タイプでした、個人的には社長やとおもってたんですが(ロリコンということか)
ていうか、そんなに男の登場人物おらんやろ、まぁ小野寺じゃなくてよかった。
ガラスの仮面なりきりアイマスク欲しいんだけど、カネ出してもいいわ。

うーん、投稿が止まったけどかえってよかったかもしれない。
元データとの照らし合わせをしていたら、明らかに下がっている解像度。
縮小拡大が多分繰り返されたためであろうか。
作り直すかなぁ。
まぁ大体作業もケリが付いたし、すこし実験するかな。

実験効率はかなり落ちてしまった。
まぁ時間は有限なのである。
あれだよね、引退ってやつなんだろうか、実験イズマイライフサンキュー。

さてサイエンスネタ、最近論文もよんでないのか。
ニュース的には、アルツハイマー病のリスク因子であるAPOE4がどうもウツのリスクともなりうるらしいというネタが有った。
うまくADを避けることが出来ても、中年期を経てウツになってしまう事が多いらしい。
さて、AD自体結構ウツウツするものだけど、APOEのサブタイプで随分神経の活動の仕方が変わるという報告もあったはず。
ストレスホルモンの産生がかわるってのもかなりむかしにあったか。
ああ、これこれ
独立した機構なのかもしれないし、ADの一巻なのかもしれない。
APOEのモジュレータも関連するだろうか。

さぁてALSの新境地なのかNeuronのHyslop 先生の論文。
神経変性疾患において、病因遺伝子の多くは凝集体をつくって毒性を発揮する、ということになるのだけれど、ALSにおいて病因となるRNA 結合タンパク質群は、細胞質においてゲル状の構成物を作るらしい。
細胞膜だとラフトが古典的なマイクロドメインだけど、核内(細胞質?)にもマイクロドメインがあるということやろかね、シグナルコンポーネントの集積が起こるらしい。
変異を持つとゲル状組織がタイトになり、溶けることが出来ない、とか。
おもろいな、ちゃんと読んでないから、VitroとVivoの実験がちゃんと相関しているかはわかりませんが。
ゲル形成に必要な量とやらが生体内でできうるのか、細胞において8M尿素にやっと溶けるような構造物ってのが本当に彼らの言っているようなゲル状態、Liquid dropletのあらわれなのか、そしてほかの凝集体を作るようなタンパク質は生体内のゲル形成に関わっているのか?
まだまだ謎はあるのかな、とおもいます。
ゲル状態を直すと毒性が下がる、くらいまで出ていたらすごかった、まぁおもしろいからNeuronです。

ニロチニブ、癌の分子標的薬なのですが、オートファジーの強力な誘導剤らしいのですが、パーキンソン病にも奏効するそうな。
まぁかなり小規模、副作用もけっこうあるからどうか。