へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

顔にも脳にも傷がある偏頭痛もち・読みたい本は古すぎる・自閉症関連遺伝子探索データベース・リアノジンレセプターと突然死

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久しぶりに偏頭痛にやられてしまった。
死人である。午前いっぱい潰れてしまった。

少し研究費の書き方について考える切っ掛けにしようと、色々本を買ってしまった。
どうにも本にかけるお金は漫画も含め必要経費と考えるところがあり、読み出したらやめられないとまらない。
そういえばかっぱえびせん最近食べていないな、間食をやめて久しい。
ああ、坂角のえびせんが食べたい。
かなり愛しているんだけれど、じゃぁアマゾンで買って食べたいか、というと、それは違う。
あれはもらって食べるのが最高なのだ・・・。
まぁしかし、誰かからものを貰うって機会も少なくなってしまった。

アン・マキャフリーの歌う船シリーズが読みたくなって電子書籍探したが、かなわず。
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ジュブナイル小説の走りなんだと思うけど、実に観光されたのが1984年(翻訳だからもっと前かもしれない)、30年以上前の本ということになる。
この頃には、ロボットが人間の脳を凌駕するなんて思いつかない時代で、コンピューターの代わりに、病気でからだを動かせない子供の脳を使って船をつくる、という、まぁ今の時代ちょっと倫理に反しているようにもみえるが、子供はそれをポジティブに捉えているような温かい書き方をしていたように思う。
でも、実際の所、人工知能のほうがアクシデントに強くなる時代ってのはすぐそこに来ているのかもしれぬ。

サササ、サッチャンサイエンスネタはあったっけ。
自閉症の遺伝子相関関係データベース?なんて記事がNature neruscienceにでておったか。
自閉症は遺伝的背景が大きいのだけれど、確実な遺伝子変異ってのはあまり発見されておらず、おそらく幾つかの遺伝背景、リスクファクターの組み合わせで起こってしまう。
そこで自分の興味のある遺伝子と機能的相関がある因子+過去に自閉症の相関報告があるものというCandidateを抜き出して、さらに遺伝子変化があるか、など調べてみる?
鮎の友釣りっぽい危険因子の同定法なんかなぁ。

そういえば、リアノジンレセプターと癲癇における突然死、ってお話がPNASにあったか。
RYRはERでカルシウム放出に関わる遺伝子で、カテコラミン誘発性多型性心室性頻脈という病気の病因遺伝子でもあったか、カルシウムリーキーになる。
癲癇においてカルシウムはオメガでありアルファなのだ、あかん頭が眠っておるな。
まぁ大事。
心疾患、てんかん患者で突然死がある場合、RYR2に変異があるケースが多く、どうもRYR2のりーくにより、脳幹の脱分極が広がっていき、結果的に心停止にいたるというメカニズムが有るらしい。
ううむ、まぁむかRYR2やっているヒトが近くにいたからちら見したが、カルシウムは役者が多くて頭が混乱します。