へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

街にやってくるのは・遠心分離サイクロン!・SugarSyncというクラウド・マイクロパーティクルで自己免疫をリセット・ドパミン神経は炎症過敏症?・AD毒性のパスウエイWNTの関与?

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街にクリスマスソングが鳴り、幸せな気分のほのかに漂うなる最近ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
え?画像?なんのことでしょう(^_^)。
皆様のもとにさたんサンタがやって来ますように。

そういえば「エスター」ってホラー映画のあらすじを追うことになりました。
オチ聞いただけでめちゃくちゃ怖いわ。びっくりしたわ。
まぁホラー苦手だから一生見ること無いだろうけど。

帰ってからうとうとしてたら、なんかいまちっとも眠くないんだ、パトラッシュ(だれだよ)
お腹がしくしく痛い
テレビつけてたら
「いま話題の遠心分離サイクロン掃除機がいまこんなにお得なんです!」
「えーいま話題のえ、遠心分離、さ、サイクロン掃除機がこんなお値段で買えるんですか!」
という心あたたまる茶番が繰り広げられている
女性アナウンサーが言いよどんでしまうくらいの今話題さ。
微妙感がそこはかとなく漂います、っていうか7290円ですか、安いと思ってしまったではないか。
どうせマイナーなんだろうと思っていたら、けっこうGoogleでひっかかったわ
まぁ電気代使うんでフィルター式のほうが良さそうです(バッサリ)


クラウドもだいぶ色々出てきて、結構たくさん使ってます
Box.netという所のがフリーで50GB持ってますが、そうそう使う当てもなく、5GBくらいのところをウロウロしています。
もう増やすものか!と思っていたのですが、またひとつ増やしてしまいました。
これは使いやすい!
フォルダー指定しておけばさっさと同期してくれるし、モバイル用のAPPも充実しています。
フォルダーごとのアップロードも可能ですし(ファイルしか出来ないのも多い)
作業共有用や、論文のストックフォルダーとしては秀逸です。
おすすめしておきます。
Yahooboxとか使いにくくてあかん。

昨日コメントに書きましたが、この論文は地味にすごい。
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あーいいよ、いいよ、どうせおじさんだよなんか文句ある?
えーと?なんというかどっとハライ、Multiple Sclerosis(MS 多発性硬化症)の話。
MSは神経を絶縁して保護するミエリンのタンパク質に対し、自己抗体ができてしまい、慢性的に炎症が起こる病気です。
研究グループは自己抗原を表面に提示したマイクロパーティクル(ポリスチレンや自己消化できる物質で形成された微小小胞)を静注すると、微小小胞が多分脾臓で(すいません流し読みです)、MARCOというスカベンジャーレセプター経由でマクロファージに食べられます。
そうするとマイクロパーティクルの抗原を自己のタンパク質として提示して、その結果これまでマウスを悩ましていた自己抗原反応だけが消えてしまうそうです。リセット!
どうもマイクロパーティクルをマクロファージが、自分の細胞の残骸とかとおもって貪食するみたいですね。
すごいな、かなり改善効果も有効に見えるぞ。
どこがすごいかというと、これまでMSの治療って免疫機能を全部抑制する方針で、結構副作用とのバランスが難しかったんですよね。
この技術は自己免疫のリセットですから、すごく標的が絞られていて副作用が殆ど無い可能性がある。
またこの技術は多くの自己免疫疾患に有効である可能性がありますし、本当だったらすごいと思います。
臨床応用されたら、ノーベル賞あげてもいいです、僕が上げるんじゃないから知らんけど

ドパミン神経特異的に発現するIL13Rα1というタンパク質の話も結構受けた
こういうオーファンな話は萌えますなぁ。
どうもPARK12というParkinson病の危険因子のある領域に存在するらしく、免疫炎症反応因子であることもあり、パーキンソン病との関連が怪しいと考えてるみたいです。
だけどなぜかやっているのはLPSという炎症反応誘発剤を脳に与えて、ドパミン死ぬかどうか、なんでや。
普通6-OHDA打ち込むだろうこの組み合わせなら、とかマニアックなことを考えてしまいました。
まぁ別の論文で稼ぐのか、やったけどいい結果が出なかったのか(よくあります(・∀・))
でもドパミン神経選択的に細胞が死にやすいパーキンソン病のキー分子なのかもしれません。

Molecular Neuropsychiatryって時々アルツハイマー病の論文載せるよなぁ
どういうグループ層が投稿するのかしら
まぁそんなニュース
どうしよう、このアブストラクトの文章のわかりにくさ
これすごくわかりにくいと思う私って間違ってると思う?Althoughからはじめるなよ・・・
なんか、うーん説明しにくいな。
アミロイドベータの毒性についてこのグループはWNTシグナルのアンタゴニストDickkopf1というタンパク質の発現が上がって起こると考えているんだけど、その機構はわかっていなかったそうな
そこでいろいろなーやったらなぜかClusterinというアルツハイマー病危険因子とも考えられている分子が仲介していることが明らかになったんやって、まーその色々ゲノムワイドに変動遺伝子とかしらべてなー、DickkopfとAβ毒性結構同じ遺伝子動かしていることがわかったんや。
DickkopfTGでタウリン酸化したり、認知機能落ちるで。
えーベータなんていらなかったんや
ところでClusterin途中からどこに行ったんや
ちょっとADに関わってるからってワンポイントリリーフみたいな使い方したらあかん
まぁ面白いんだけど、ノックアウトして治療効果とか見たほうが話は大きくなるんだろうな。
WNTとアルツハイマー、このへんも面白いテーマかも