ボーナスが入った。
自分のあるのは学生があるからだろうな、と思い、学生支援の寄付を心ばかりやることにした。
最近は電子化も進んでいて(まぁそうでないと今の時代寄付しにくい人もいるだろう)
F-regiなんてサイトからクレカで一発
ある意味、かんたんにできすぎてしまうキライがある。
そういえば京大に100億円の寄付があったとか。
非現実過ぎて、羨ましいなぁ、とまでは思わなかった。
まぁ100億円もらっても使いみち考えるのつらすぎるだろう、ぜったい講堂とか建てるんだろうな。
なんであの研究にこれから100億円とは思わんではない
ノーベル賞をとった分野ではなく、これから取る分野に手厚くしたほうが良いとは思うが、これからの展開しだいだろうか。
シャリオンを聞いていた
もう歌った人がこの世にいない不思議さ。
僕がいつか死んでも、研究は誰かに思い出してもらえるものだろうか。
ぽっと出のN誌論文で研究にしがみついているが、まだまだ研究の核と呼べるものが足りない。
ちょっと、新しいものにとっつきやすいので、あと10年問い詰める美しい問いがほしいなぁと思っている。
希少疾患を勉強してみようと思い、指定難病ペディアなんて本を買ってペラペラめくっている。
まぁこんなのも大規模研究系にかんたんに埋めていかれる空白でしか無いのかも知れない、とおもいながら、大家の訳したOrphanという本も買ってしまった。
最初っから字、字の羅列でとっつきにくいなぁと思う、まぁボリュームあるからしょうがないのかも。
論文のレビューをやって、自分も割と辛辣に書いたつもりが、なんだかんだ論文の改善を色々サジェスチョンしてA4が1枚。
もうひとりのレビュアーは4行くらいしか書いてない怖さ、とうぜん拒絶
わーお、しんらつぅ、僕もまだまだ読みが足りないのかも。
データがきれいでまとまりすぎるのも反発されるのだったら結構難しいところはあるよなぁ。
自分の得にあまりならない不動産売買を勉強、本気でどうでもいいんだが、まぁそういうわけにもいかん。
責任感だけでやっていて、イライラしながら処理。
面倒はしょうがないけどかぶるしか無い、むしろ少なくて幸せな方なのだろうし。
母親に電話したら、あんたたまには帰っておいでと、本人はなんの気なしに言ったのがかんに障ってネチネチ怒ってしまった。
月に2回位は実家に顔だしてるのに、偶に扱いってどういうことやとは思ったが、怒っても本人はヘラヘラ笑うばっかで、油を注ぐばかり。
もう見当識障害の一種だと思って、怒らない、という悟りを開かなければならない。
最近、結構イラッとしやすくなって来たから、僕も更年期か、人生一人で生きているツケが回っているのかも知れない。
人との交渉能力が低下している気がする、というか何気に人が言ったことにあんまりセンシティブになってはいけないと思う。
話題はドパミン神経が死ぬなら、作ってしまえばいいじゃない。
ということで、脳内の増殖系細胞であるグリア細胞を神経に変える方法がトピック。
https://www.sciencedaily.com/releases/2020/06/200625102540.htm
Natureかな。
戦略自体はそこまで斬新というわけでもない。幹細胞の過程を飛ばして神経を作る方法の延長と言える。
ポイントとしては1遺伝子の発現抑制でできるという、お手軽感か。
PTB1Pというタンパク質のノックダウンを行うだけで、in vitro、in vivoのアストロサイトがドパミン神経に変化する。
面白かったんだけど、治療戦略として有効かは結構ハードルが高そうに思えた。
通常そこにあるはずの細胞が無くなって、遺伝子導入によって機能変化する、というところには、科学者らしからぬ根源的な恐怖も存在する、ようは倫理的なハードル。
必ず神経に分化するわけではなさそう、という確率的・効率的ハードル、コントロール難しそう。
まだ足す(iPS)の移植のほうが現実的に思えるが、どうなんだろう。
あとは、加齢や病気で衰えているであろうアストロサイトが、実験系と同様にはたらくかかなぁ。
でも神経作る方法としてはかなり面白い。
Artificialな仮説でも、後に大化けする場合もある。
PTB1Pを特異的に機能を変化させるような薬物標的が見つかれば、大化けの契機になりそうに思った、まぁ難しそうなタンパク質だが。