へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

年末に書くぞ奨励金、はて勉強は?

まだ俺の年末は終わってない。

最後まで残って実験をやっている。

面白いコンストラクトができたんだけど、さて結果がでるのかな。

 

コラボリーとか漁って、もう一つかけそうな奨励金を見つけた。

ざっくり選考委員をみてみたが、知ってる先生はいない、まぁ知ってる先生のほうがすくないから、恐れてもしょうがない。

むしろ落ちようが、そういう人たちに私はここに居るわ、と印象づけるのも重要なんじゃないだろうか。

後2週間でかけるだろうか、って気もするけど、書く所はそこまで多くないんだな。

まぁ今持ってる材料で、誰にでもわかりやすく、やってみるべきだと思わせる「問い」が浮かぶかだなぁ。

素敵なクエスチョンを思いつけば、筆も進む、はず。

最近どんな感じで申請書をかいてるだろうか?

体系化できれば楽なんだがなぁ。

べつに奨励金をたくさんもらえているわけではないので、もっといい方法はあるかもしれないけど並べてみた。

★書いて楽しそうな(←重要)「問い」を考える、ただしマニアックすぎず、一般性をもつように出来るだけ努力する

 →バックグラウンドを集める

  僕の問は本当に新規性があって、分野にインパクトが有るのか

 →集めたバックグラウンドに合わせて、問いを再構成する

 →そのためにするべき実験を考える

 将来的な研究展開も考え、わりと無理目のものも考える

 →自分の実績(論文)が、これらの実現性の裏付けになるか考える

 →7~8割はこれはできるという実験に修正、後を野心的な実験とする。

  全部外注すれば?と思わせるような無難な実験にすると書く方ものらない

 →問いを答えるのに適切な実験なのかを再度考える

  出来るというだけの実験になっていないか?もっと簡単にできるのでは?

 →たまに野心的な実験を残したい場合は問いの方を微修正する

  ただこういうケレン味を出してしまった申請書はうまく行った記憶がない

  結局実験手法の面白さを主張しても、目的との整合性が失われてしまうんだと思う

  野心的な実験をしたいなら、目的として出せる奨励金を探したほうが良いか。

 →図を作る

  出来るだけ大きな字、文字数は少なく。

  データは入れてもいいが、ぱっとみですぐ違いがわかるものだけにする。

  細々っとしたコントロールを入れるくらいなら略図でも載せたほうがマシ

  流れは出来るだけ上から下、左から右にながれるのが鉄則

  フォントはArial(英語)、メイリオ(日本語)の太字がお気に入り

  真面目すぎると読みにくいので、ピクトグラム(影絵?)をちょっぴり使う

   ただ審査員は老齢の人も多いから、学生受けしても彼らにはどうか?

   ちなみに無料ピクトグラム(一部制限あり)のサイトを下記に示す

   https://www.silhouette-illust.com/illust/817

   https://www.silhouette-ac.com/

   http://pictogram2.com/

 →流れがスムーズか考える

  読みやすさは出てくる順番にかなり依存

  めんどくさがらずに色々並べ替えてみる。

  Wordのバージョンは結構たくさん作る。

  手間を掛けておくと、後々ヒトに読ませたときに出てくるツッコミが理解しやすくなる(素直に直せる)

 →学生に読んでもらう。彼らにわからないような書類を書いても多分だめ

  関連ある学生は彼らのモチベ向上と新しい研究の発案につながる場合もある

  ただ、機密性を高めたい場合は使ってはいけないだろう

  秘密を保てよ、とか言うのはいくら信頼していても学生に負担

 →読みにくそうな所を指摘してもらい、再考察

  自分のグループを理屈っぽく鍛えてるからかもしれないが、こちらが腹が立つくらい冷静な指摘がある、侮れない。

  まぁこれを言ってくれる空気を作れるのが自分の強みなのかもしれない。

 →違う学生に読んでもらう

  同じ学生は遠慮もあるのと、初見の印象が残りすぎて大体OKになってしまう

 →1、2日おいておいて、また読んで見る

  大体書き続けると頭が疲れてしまうので、これでいいと思いがち

  時間があるときは一度リセットして、再読すると、新しい瑕瑾がみつかる    

  細かく直しすぎて全体のバランスが壊れることもある、勢いは大事に

 

とある試験の勉強が進まない、まぁ余計なことをしてるしなぁ。

だいぶさじを投げかけてるけど、アミノグリコシド抗生物質ストレプトマイシンの構造式みただけでわかるようにはなった。

抗生物質は真面目に勉強するとしみじみ、面白い、こんな記事を読んだりした。

https://www.chem-station.com/blog/2007/06/antibiotics.html

構造式をモノに見立てる、謎のいい加減構造式記憶法を開発しようとしている。

ストレプトマイシンは空から手や足をつないだ、スカイダイビングをしている3人の人がいて、右側のヒトは旗CH-(NH2)2 を両手に持っているんですよ。

ピピピ、そこのリボソーム合成停止!もう30になるんですから無理をしてはいけない。

ちなみにモルヒネは月着陸船みたいな形をしています。

ベンジルイソキノリン型アルカロイドモルヒネ