1月2月はなかなかヘビーな日が多かった。
とにかく公に書ける内容も少ないので、むしろ書かないでこの季節は過ごすのがいいかもしれない。
試験がとにかく面倒。
とにかく書いて書いて、更に書かせる、というスタイルでやっているんだけど、採点が身を削るレベルで大変。
やれ、修士論文発表会も終わり、大分イベントが片付いてきたので、すこしブログも書き始めていこうかと思う。
例年どうも議論していると、自分本位になりがちなので、今年は、抑えて-、抑えて-と言い聞かしながら議論をしていた。
副査にあたった子は、事前の面談と大分構成を変えてきて、コンニャロめ、と思いながら審査してた、事前に考えてた質問が考え直し。
変えるなら変えるって言ってよ・・・
まぁ発表はイメージをスムーズに流すゲームのようなものだから、考えもなしに出したデータを並べるというのは悪手なのよ、なんて話をしたはしたから何も言えん。
だいたいどんな展開でも質問を思いつくのは長所だと思いたいが、こんなことを聞きやがって、と思われている節がないでもない。
質問しても一年したら忘れるしなぁ、去年おんなじ質問したわ-。
論文投稿料はなかなか懐に痛かった。
大金を払っていると、なんか成果をお金で買っているような気分にはなる。
他の先生についそんなセリフを吐くと自己嫌悪ではある、プライドって難しい。
この雑誌が10年持たなかったら(多分ないけど)、お金を払い戻してほしいわ。
でもまぁiScinceは満足する成果ではあった。
ここから立て直すわ、俺は年取ったけどまだ面白い(?)はず。
系列のプロトコル雑誌に掲載料ロハで出しませんか?と誘われたので、用意を始める。
額面通りに受け取ってると、Rejectされそうだなぁとは思うけど、幸運の前髪は掴みに行くものだ。
掲載されなかったらその時考えればいいのだし。
時既に遅し感もあるのだが、プレスリリースを打とうと、広報に連絡して記事を作ってたりした。
目を引くようなキーワードを選んで見やすくまとめる、まぁ多分持ってるデータを最大限活かす才能は僕にはあるのだろう。
大事なのはデータを出してくれる弟子たちではある、やっと自分が実験は下手なのがよくわかってきた。
レビューを一本弟子と書こうかなぁと論文を集めだす。
書いてみたいテーマがあるのである。
個人的にはアデュカヌマブの米国での承認はいい契機だと思う。
これまで何年アルツハイマー病の治療薬が出ていないか考えると、まず取っ掛かりでバイオマーカーの消失の影響を見に行くのは状況の打破につながるはず。
ただ、多分アミロイド抗体だけでは治療効果は薄いから、そこに何かを乗っける必要性がある、つまり併用をこそこれから考えていく課題なんではないか。
まぁそんな気を吐いてみたい、けど、そろそろAD以外も考えなきゃだめかもなぁ。
なんとか夏までにもう2本論文を出して、基盤Bあたりとって、もう一登りするきっかけがほしい。