東京から帰る。
久しぶりに恩師の一人や後輩たちと雑談できて楽しかった。
どうも私は癇癪持ちという印象がもたれているのは、どうなんやろ、否定はできんか。
もう1つの古巣の研究室の先生はちょうど忙しく、最近状況的に疎遠?になることが多く、縁を持ってないときは全然あかんなぁと思う。
ここまでくると結構面白い、運命として斥力が働いているみたいだ。
お土産だけおいてきた。
というかもう一つ古巣を訪ねたんだった。
めちゃくちゃ新しい建物になってウラヤマではあった、まぁ相変わらず時が止まったようなのんびりさがあまりウラヤマではなかったかな。
もと教えてた学生が卒業研究をしていて、感慨深い。
色々研究の情報交換をした。
測定系を作るのは大事なことなんだけど、なんでその測定系が欲しいのかよくわからんとか、ポリシーのグラグラが垣間見えたけど、えらそうに外から言うことでもないか
まぁやってるうちに面白いことがわかる世界でもあるが、効率がなぁ。
論文ようにデータをこれからすべて取り直さねばとか言っていて、相変わらず悪い癖がでている(学生のではない)なぁと慨嘆。
潔癖さは尊敬できるんだが、それは普段からそのレベルを求めなければだめで、ヤレ論文かくからきれいなデータだせ、ではあまりにも二度手間だろうに。
データあるんだから日本語雑誌じゃなくて、BBRCくらい出せそうだけど
代筆させてくれんかな。
そういえば、OB飲み会で、私が東京に帰りたがってるのだろうという話をされて、へ?なんじゃそれ?と首を傾げた。
いい仕事があるなら、もうどこででもやるけどなぁ
学生がたくさんいてお金があるところがいいけど、少なくとも東京ではそういう職場はないよなぁ。
古巣にでも戻りたいとおもわれているんだろうか・・・
我が物顔で出入りしていたからそんなふうに思われるのかもしれん、うーん。
偉そうな顔をできる数少ない場所なんで、まぁ気にせず偉そうに行こう。
学生が燃えるデータを持ってきたので、春までに論文を書ける算段がついてきた。
僕の一番悪い所は諦めがわるいところだ、色々できることは思いつくから、いつまでも同じところにとらわれてしまう。
随分長いことやってるけど、一旦決着をつけよう。
自分でデータを出したいという気持ちの方が強いかと思っていたけど、学生が良いデータ持ってくるほうがよっぽどワクワクする。
そろそろ自分で実験するのを引退せねば、と口癖ではいうが、まぁやめられんだろうな。
遺伝子の切り貼りはまだまだ自分がやったほうが早いので、ベクター群をくるくる作成して、弟子たちに効果を確かめてもらうという役割分担になりつつある。