へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

その夜食は食えない・薔薇の名前(ネタですが実際面白いのが有りました)・不死化神経前駆細胞の野望・Gene gunでニヒルに・DNAに惹かれる?・カルシウムは苦手

イメージ 1
お父さんの手の味だろうか、父さんの匂いってタバコやったなぁ。
大笑いしたんだけど、なんでうけたのかわからない。
疲れてるわ。
あまりに健康診断の数値が悪かったので、ダイエット中です、クールミント味はいらないけどおなか空いたなぁ。

かなり行き詰っていて、ぼーっとしてると何も進んでいなかったりします。
気分転換しようと思って、本郷給水所公園を歩いていたら、冬は寂しかったバラ園のバラが豪勢に咲いてました。
イメージ 2
イメージ 3
バラたちの いろとりどりに さけるかな 
  どこをむこうか こころバラバラ
はいー最後の書きたいだけでした。オチをつけんでもいいのですが。
もう歌人としての才能はあきらめ気味です。これからは廃人ヘノヘノで行こうかと。ん?なんか違う・・・
本郷の真ん中なんですが、いい公園ですね。

鴨ものんびりしてました
イメージ 4

ミリポアのカタログを貰ったのでぼーっと眺めてたら、不死化した神経前駆体細胞で、グリア細胞や、神経細胞ドパミン神経?)に分化できるという細胞があったので、おおっと色々調べてみました。
何がいいかというと、結構細胞を神経に分化させるというのは難しいことだからです。
レチノイン酸等かけて誘導できないことは無いんだけど、培養細胞を神経細胞(のようなもの)に分化するのは障害が多くで効率的ではない。
最初からProgenitor細胞を使うと、分化効率が高いのだけど、普通は初代培養細胞なので、ヒト由来の細胞は非常に困難で、コストも高い。
Milliporeの細胞系は不死化されているので、繰り返し実験ができるし、データ見た限り、効率もよさそうだ。
よし買うぞ!そう思った時もありました。
500000円かー、50万円ねぇ、うーんごじゅうまん・・・僕の科研費の4分の一強持っていかれるのは厳しい。
5万円なら買ったのになぁ。後分化できるのがドパミン神経(一番簡単みたい)ってのはいまいちアルツハイマーやってる私的に食指が動かない。まぁもうちょい勉強してみるかなぁ。
そういや株化ミクログリア細胞ってのもあったな、これは購入できそうだ

Joveをつらつら眺めてたら、Gene gunというなかなか中2ごころをくすぐるアイテムの記事がありました。
イメージ 5
これを持ちながら、Go ahead, make my day!とか叫ぶのですよ
そして細胞にプシュッと・・・寂しいやつだなぁ。
海外の学会行くと、製薬会社は結構使っており、効率がかなり良い印象です。
何やるかって言うと、細胞や組織に遺伝子導入する機械なんですが、金などの金属微粒子にDNAをくっつけて、高圧により、細胞にプシュッと打ち込む。
細胞の中に入るので、遺伝子が導入されやすい。神経細胞も行ける
まぁ使うの金ですからねぇ、ランニングコストは押して図るべき。
エレクトロポレーションを極めるほうが良いんだろうな、とか思いながらカタログを見る私。
600万えーん。おおう年収より高いんじゃないか・・・

ほんまかいなと思ったお話。
我々はSomeone who is just like meをパートナーに選ぶんだぜ、ベリースペシャルなんだぜアンダスタン?
やめい。
なんと我々は配偶者として自分に似たDNAの傾向を持つヒトを選ぶ傾向にあるとか。
そんなもん見えへんやろ。
それでも結婚したカップルと、関係のないひとのゲノムを比べた場合、カップルだと共通のスニップを持っている割合が多いんだとか。
どっちかというと、生物的にはかなり自分と異なるDNAをもつ可能性のある異性を選ぶってのが大体の生物のスタンダードな気がしますが、人間は贅沢なんですかね。
手近の民族的コミュニティで済ませてるんじゃない?って気もしました。

J Neurosciにアルツハイマーとカルシウムの話が出てるんですが、なかなか読む元気になりません。
もうカルシウムターゲットにしたら変性疾患全部治るんやない?