カエルになったら負けでござる
的な何か。
超どうでもいいですな。
実家には母が一人暮らしをしていますが、私自身はあまりカエル、ええい帰る予定もなく、住人いなくなったらどうしようかねぇ、って話を姉貴たちとしてました。
誰が言い出したか、燃やそう、って話で盛り上がりました。
元ネタは多分月と6ペンスの最後のシーン
結構な私有地もあるんですが、なかなか運用も難しいところがあります。
基本山だし。
どうも膝など全般的な調子が良くなく、8時か9時頃には帰宅するイージーモードで仕事をしています。
なんだかんだ、幾つか実験案も浮かんだので、目的遺伝子のshRNAベクターを作ろうと文献を漁っていました。
トレンドはCas9なのですが、色々というか単一な事情で滞っています、ちくしょう。
まぁshRNAにはまだまだ旨味はあるかなとも思います。
自分で設計することもできますが、論文で使われている配列だと信頼出来ます。
ところが論文に言われているシーケンスをるんるんコピペしたらチミン(T)が5つ続く配列が・・・
shRNAに使用する短鎖RNAを細胞に作らせるためのプロモーターH1やU6はTが4つ続くとそこで合成終了するため、論文の通りに作ったら機能しないshRNAが出来ることになります。
ちょっと微妙な気分になりました、多分何らかのミスだけど、こういうのは指摘するべきなんだろうか。
そんな訳で論文に使われていた配列を使うのをあきらめて、RNAi consortium内のPublic TRC portalの配列を使うことにしました。
じゃぁ永遠の恋人(けしてやらないという意味)LRRK2いってみましょうか。
結果はこんな感じでござる。
目的によってはCDSを狙うか、3UTRを狙うかのバリエーションが役に立つ。
一番上のCloneIDをつついてみると、この配列の特異性を調べることができます。
マウスまで調べてくれる。
LRRK2ではなかったですが、このデータベースではHuman マウス両方に効く配列等出て来るケースも多く(狙ってる?)一粒で二度美味しい配列も見つかるかもしれません。
ターゲット配列について、自分の持ってるベクターに合わせて設計しなおして仕上げを御覧じろ。
そんなDatabaseを検索してたら、Cellular phenotypeってDatabaseを見つけたので遊んでみました。
基本Knockdownで出て来るデータ。
色々検索してみたのですが、表現型が出るものは多くない。
思いついて昨日出てきたANK1を試してみました
かなり分泌障害が出るような表現型、ふむ面白いのではないか。
ひと通り昨日出てきた遺伝子を検索すると、結構あたりもあり、やはり面白そうな遺伝子達ではある。
Bin1・・・
まぁ神経細胞で同じ事起こってるかは話は別。
お盆前にGST pulldownをやって、大体目的とする配列を絞り込むことに成功しました。
もう一本くらい論文書けそうだな。
一方でコントロールのビーズに非特異に結合するものも出てきたため、論文的にはBackgroundを減らした実験を剃る必要が出て来ました。
ざっと見た感じ、溶解Bufferに10%グリセロールを加える、BSAを加える等のプロトコルが出てきたので、グリセロールを試すことにして、1%CHAPSの他に0.1%Triton100を加えて見ました。
さて再実験したけどどうなることやら。