へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

包むところが・眠れない・シグマとメルクの合併?・αSynucleinの伝播と抗体うーむ・偏頭痛とPDはリンクする?・喋るマウス?FOXP2は人と動物を分けるいでんしなのか

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まぁ一つの対処法ではある。
秘密の悩み多き年頃という事で、先週はほとんど眠れなくてブログなど書くどころではなかった。
実習も始まったのだけど、どうも心ここにあらずでひどいものだった。
人生はなかなか難しい。
余裕の貯金が出来ればよかったのだけれど。
取り敢えず今書いている論文以外に一本書くことになり、背筋を伝うものはなんだろう、涙でないことは確かだが。
データを数年前からのHDから掘り出すのです。
当分休みは無さそうだなぁ。

眠れない気晴らしに、ずっと漫画読んでました。
嘘喰い」と言う漫画を電子書籍で33巻一気読み。
バトルシップとか懐かしいゲームが出て来る。
そのうち軍人将棋出てこないかなぁ。

懐かしくて、大航海時代という光栄のゲームをチラチラ遊んでたりします。
結構作業ゲー大好き。だれかフレンドにならない?
本当に切羽詰まってるのか?

サイエンスネタ、あるっちゃあるけど。
かなり衝撃的だったのが、メルクがSigma aldrichを吸収合併するらしい。
まじか、高くなったりせんやろね
InvitrogenがFisherに買われたり、試薬メーカの巨大化が進むようです。

Spreading spreading spreading
神経回路を伝わって、凝集性の核が広がっていき、神経変性疾患の障害が広がっていくという考え方。
Prion病では凝集性のConformationを持つ物が、正常のPrionを異常型にひっくり返していくんですが、最近いろんな神経変性疾患で同じような現象が起こることがわかってきています、っていうか論文多すぎ。
ということでまたもや論文が
うちの大学ではよめぬ
Abst見た感じでは、αSynuclein凝集体に特異な抗体を作ってみてみたら、そういった凝集性の何かを、神経細胞やアストロサイトなどは内包している。
なので病原性αSynucleinを取り込むことができるから、細胞間で伝わっていくんんだ・・・って結論だけど、Discussion読んだだけで漂う強引臭。
DiscussionならともかくAbstで書くような確信できることなんだろうか。
よんでないのになんだけど伝播の論文じゃないだろこれ。
細胞内に凝集性の何かができるのはかなり昔から言われていることだけどなぁ。Lewy neuriteじゃないの?。

まぁサジェスティブなのかも。
偏頭痛の原因として脳内の血管の収縮と、その後の拡張が関わっているのですが、そういった血管性のストレスの何か、がパーキンソン病を引き起こしているのかもしれない。
酸化ストレスとか栄養欠乏とか?
モデルと組み合わせてみるとか面白いかも。

面白いなぁっておもったのは、我々を人間として高度な意識をもたらしめる遺伝子の一つがわかったかもしれない論文。
FOXPという遺伝子は言語機能の成熟に重要なんですが、人とマウスで構造が違います、それをヒト化したらかなり頭いいマウスが出来ましたとさ、まじか。
ヤバイな、そのうち喋り出しそう。
イルカの全ゲノム解析してFOXP2を比べたら、ヒトとにてたりするのかなぁ