へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

サイエンスでラップで・お金と時間をかければできるが・赤紙

さてAddgeneというアメリカのプラスミド共有機構があり、そこのBlogを読むのが日課になっている。
何か面白いMethodをみて実験系を考える楽しさというものはある。
特集でScience rap video特集なんてものがあった。
最近Rapも面白いんじゃないかとは思い始めてきた。
行きがけの公園でRapをする学生たちの姿よ、口げんかにしか聞こえんが。

ある論文を読んで、神経に分化させやすい培養細胞を使えないかとそろばんをはじき始めたが、購入すると30万円、まぁ手は出ないのである。
じゃ、自分でプライマリーを不死化して作れないかと考えて、テロメラーゼを発現させればいいらしいという情報を得る。
ではそのテロメラーゼを発現するにはどうすればいいか、と考え始め午前中をつぶす。
一応の回答を得て、そのプラスミドを設計し始めていたが、はっと正気を取り戻した、これ作るのに大体14万円かかるやんか。
なんで俺はこんなことを考えていたんだろう、ということがよくあるのだ。
系を立てるのは好きだが、作った系のために仕事を考えるのは本末転倒だろうか。
どうにも手段が正当化されやすい性格というか、浪費癖はなおらぬものかな。
まぁでも面白い時代ではある、人工遺伝子がそれなりに安く作れるので、できるプラスミドの枠は広がっている。

さて、時間というのが一番かけがえのない資産ともいえる。
あまりぶつぶつ言うのもやめようとは思うのだけど、某仕事は、爆弾を押し付けあってるような進みっぷりでどうしたものか。
人のせいばかりでもないので、ぶつぶつ言い難いが、動きがないとどうにもならぬ。
なにか仕事をやっているときに長い中断期間があるとなかなか元に戻りにくいんだよなぁ。

赤紙ならぬ、ホケカンからの要注意健康警告書のようなものが届く。
血圧がどうにも下がらない、まぁ気を付けてもいないのだから当たり前である。
冬の朝図ったらえらい数字が出たからなぁ、長生きはできそうにない、最近は鼻毛に白髪が混じる日々である(ここはいるのか?)